営業
ボクは人見知りが激しいので、元来、営業と言う職種には向きません。
と言って、おとなしいわけでは無く、飲み会などではよくしゃべるのです。
好奇心も旺盛で、関西から関東に突如移住したり、転職を趣味のように繰り返したりしています。
機械類が好きなので、パソコンをいじったり、クルマや鉄道を調べたり。
いわゆる営業マンと呼ばれる人たちとは逆の性格ですね。
そんな性格なので、大学進学時には無条件で工学部志望でした。
ただし、良くわかっていなかったので、何となくの志望でした。
その後、高校で理系の科目をすべて修了してから、突然、文系に変えました。
これも何となく。
文系の方がチャラチャラしてそうだったので、ボクの性格も変えられそうな気がしたんです。
その結果、社会人になって、営業の仕事を多く経験するコトとなりました。
ハンカチの話
とある日本トップレベルの成績の保険営業マン。
彼は、お客さんの家で自分のバッグを置くときには、必ず、バッグの下にハンカチを敷くそうです。
お客さんの家を汚さないために。
ささいなコトなんですが、ほとんどの人がそれをやらない。
なので、彼のその気遣いはオンリーワンに近いのです。
保険のプロなので、保険に関する知識、スキルは当然に一流。
でも、それだけの人は大勢います。
それを当然として、かつ、お客さんへの配慮。
これを両方兼ね備えている人がトップセールスになれる。
で、ボクは元来、技術論者なので、その配慮ができないんですよ。
できないのであって、キライなのではありません。
むしろ、その営業マンを尊敬するくらいです。
なので、自戒を込めて、これを書いているのです。
自分の専門分野の知識、スキルは持っていて当然であり、それができても何もスゴくは無い。
それに加えて、人を喜ばせる何かができるかどうか。
いまのボクは、その気持ちでいっぱいなのです。