スーパーのアプリ
ボクの自宅の近所にスーパーマーケットがあり、日常的に利用しています。
全国の食品スーパーの中でも大手に属するスーパーであり、レジのキャッシュレス化やアプリなど、先進的な取り組みをしています。
アプリの中には、商品ジャンルごとのクーポンがあります。
レジを通す前に、そのクーポンをオンにすれば、そのジャンルの食品が値引きされます。
例えば、ヨーグルト30円オフクーポンをオンにして100円のヨーグルト製品をレジに通すと、70円で決済できるわけです。
ただし、レジ自体は店員さんが対応で、まだセルフレジと言うわけではありません。
クーポンの確認がなぜか人力
先日、味噌を買うために、そのスーパーに行きました。
味噌30円引きクーポンがあったのです。
ボクは味噌とその他の食材を持って、レジに行き、味噌30円引きクーポンをオンにしてレジを通しました。
決済が終わってレシートを見ると、なぜか60円が引かれています。
調べてみると、ボクは、味噌30円引きクーポンをオンにした際に、誤って、ヨーグルト30円引きクーポンもオンにしてしまっていたのです。
そのときは、ヨーグルトは買っていません。
なのに、決済時には、味噌30円引きクーポンとヨーグルト30円引きクーポンが適用されました。
そのスーパーでは、レジで、クーポンのバーコード画面を1個ずつスキャンします。
店員さんは、ボクが提示した、味噌クーポンとヨーグルトクーポンの両方をスキャンしたわけです。
ボクのその時点で気付かずに、ヨーグルトクーポンも提示してしまっていたわけです。
本来なら、そこは、コンピュータ側で自動的に判断すべきですよね。
買い物の中にヨーグルトが無いのにヨーグルトクーポンがスキャンされた場合は、自動的にはじかれる仕組みであるべきです。
でも、そのときのケースではそうならなかった。
つまり、判断が人力なのです。
せっかく、IT機器を使って先端的なシステムを作ってあるのに、肝心の部分は人力。
間違いを自動判断するシステムになっていないのです。
結果として、ボクは申し出て30円返金。
もし、ボクも最後まで気付かなければ、ボクは30円分を不当に得てしまうところでした。
まだまだITの恩恵が浸透するのに時間がかかりそうです。