出社義務
新型コロナウイルス後の世界では、リモートワークが定着しましたが、ウイルスの終息とともに元の世界に戻りつつあります。
リモートワークは本来はウイルスとは関係無いハズで、生産性の向上に役立ちます。
通勤時間と言う何の生産性も無いムダな時間が削減されますし、その疲労も軽減されます。
オフィスの維持コストもカットできます。
一方、現時点でのテクノロジーでは、リモートが実現できない業種、職種も存在します。
例えば、医者や理容師、飲食店や清掃業、ガソリンスタンドなど。
まあ色々ありますね。
これらの職業に勤務する人たちには出社義務があります。
非勤め人
ボクの場合、昨年に起業してしまったため、勤め人では無くなりました。
なので、出社義務はありません。
毎朝、決まった電車に乗って出社する生活とは縁が無くなりましたし、1日中、自宅で過ごすコトもあります。
もちろん、完全に自由と言うわけではありません。
お客さんとの交渉によってスケジュールが決まります。
双方が合意した日時が仕事のスケジュールです。
先方が希望しても、こちらが希望しなければ成立しませんし、逆も然り。
かと言って、すべてこちらの都合を押しつけると、仕事の受注が来なくなります。
言い換えれば、需要がある限り、こちらのスケジュールで仕事ができますし、今月はもういいやと思えば、月末まで働かないコトもできます。
これが勤め人との大きな違いですね。
ただし、現実的には、その自由度の高さはプレッシャーにもなります。
なぜなら、需要がある限りは受注が来ますが、需要が無ければ、ずっとヒマ、つまり、無収入となるからです。
この点で、勤め人に向いている人と自営に向いている人とが存在します。
誰からも命令されなければサボってしまうタイプの人は、勤め人に向いています。
逆に、自分でどんどんスケジュールを埋められる人は自営向きですね。
サラリーマン(勤め人に)の人たちは自営業に対して、自由でうらやましい、と言う感情を抱くかも知れません。
しかし、実際に自由な仕事をすると、時間の自由はおカネの自由とは裏返しであるコトに気付くと思います。
いまのボクもそうで、休みたいと思う感情はありません。
働きたいので、どんどん仕事を入れよう、と言う感情です。
収入が決まっているため、多く働くほど損なサラリーマン。
働けば働くほど収入が上がる自営業。
マインドは真逆なのです。