iPhoneのパスコード
iPhoneの「設定」アプリを起動すると、非常に多くの設定項目があります。
どの項目をどう設定するかは人それぞれです。
しかし、一見、良いと思える設定が実は恐ろしいコトになる場合もあるのです。
データを消去
「設定」アプリの、「Face IDとパスコード」と言うページ(機種によって多少異なります)を開いてみてください。
そのページの一番下に、「データを消去」と言う項目があります。
これをオンにしておけば、あなたのiPhoneが誰かに盗まれたときに、その犯人がパスコードを10回入力間違いすると、iPhone内のデータがすべて消去されるのです。
つまり、犯人に個人情報などの重要なデータを盗み取られる心配が無くなる非常に安心な機能です。
と思うでしょ。
しかし、例えば、あなたが職場のデスクにiPhoneを置いてしばらく席を離れ、その隙に、誰かがあなたのiPhoneにデタラメなパスコードを10回入力してしまえば、それだけであなたのiPhoneの全データは消えます。
恐ろしくないですか?
他人がカンタンにあなたのiPhoneのデータを抹消できる機能なのです。
子供がいる人は、入浴中に子供にいじられて消される危険性もあります。
と言うわけで、ボクは、この機能をオフにしています。
もし、オンにしている人は、他人に消されないように注意しましょう。