電気自動車
トヨタのプリウスが登場して、ガソリンと電気のハイブリッドカーが普及しました。
ボクの個人的な意見としては、プリウスの最大の特徴は、ユーザーが充電を必要としない点だと思っています。
電気で走るのに、ユーザーが充電と言う動作を必要としない。
これが普及を後押ししたと思います。
その後、数十年経過して、プラグインハイブリッド(PHEV)や電気自動車(BEV)が少なからず登場しました。
それらは、ハイブリッドカーと違い、ユーザーが充電する必要があります。
充電の問題
スマートフォンの充電を考えればわかりますが、充電って、ガソリンの給油とは違う問題を抱えています。
それは、充電時間の長さです。
BEVやPHEVの普及のために、全国に、充電設備が設置されていますし、PHEVは家庭用電源で充電できたりします。
つまり、充電するための場所は、どんどん増えているのです。
なので、充電する場所に関する不安は、小さくなっていきます。
ガソリンスタンドの数と同じくらい充電設備があれば、少なくとも、充電設備が足りないと言う問題点は解消されます。
それでも、ボクは、まだまだ電気自動車は厳しいと思うんですよ。
充電時間が長すぎますから。
給油なら数分から10分程度。
充電は小一時間から数時間程度。
差が大きすぎます。
こんなに充電時間が掛かるのなら、1日の行動スケジュールの中に、充電時間を組み込んでおく必要があります。
しかも、充電設備に先客がいた場合、待たされます。
1台1時間で2台待ちなら1時間待ち。
1台の充電時間を10分程度に抑える急速充電の技術が開発されない限り、ガソリン車と同様には気軽に乗れません。
1回の充電で1000kmのように超長距離を走れるようにするか、充電時間を短くするか。
そうならない限り、怖くて、ボクはまだ電気自動車を所有しようと言う気になれません。
ホントの急速充電。
技術的にはたして実現可能なんでしょうか?