弁護側が逆転有罪を要求
群馬県前橋市で起こった交通事故。
一審では運転手の無罪判決でしたが、被告側が自ら有罪を要求し、2審で逆転有罪になりました。
88歳被告、望んだ逆転有罪/社会/社会総合/デイリースポーツ online
無罪判決を受けた運転手が自ら有罪を要求した珍しい判決ですね。
ボクは、この一連の流れは、そもそも司法に問題があると考えます。
意識障害は誰でも起こす可能性がある
この高齢の運転手に対し、1審では、判決としては、
「運転中に意識障害を起こす危険性を予見できたとは言えない」
として無罪を言い渡しましたが、それがマヌケそのもの。
まず、人間はすべての人に、心臓発作を起こす可能性がありますし、意識障害を起こす可能性もあります。
ボクも、これを読んでいるあなたもです。
5分後にぶっ倒れるかも知れないのです。
全員です。
100%絶対に倒れないと約束されている人など、この世に1人も存在しないのです。
健康バリバリに暮らしている人だって、5分後にくも膜下出血で倒れるかも知れないのです。
つまり、全ての人は、自分は今日、倒れるかも知れないと予測するのが当たり前であり、自分は絶対に倒れないと考えるのはマヌケなのです。
そのマヌケな思考をよりによって裁判官がしてしまっているわけです。
無能ですね。
思考力が無いのでしょうか。
何度も言われているコトですが、自動車の運転手に対して、この国は甘すぎるのです。
だから、毎年、何千人も犠牲になるのです。
全ての人が意識障害を起こす可能性がゼロでは無いのだから、運転すると言うコトは、全ての人が意識障害で事故を起こす可能性があると考えるのは当たり前なのです。
それがイヤなら、クルマを運転しなければいいのです。
地方ではクルマが無ければ生活できないんだぞ、と言う人。
それで命を奪っても良いと言う理由にはなりません。
ましてや、無罪判決なんてあり得ないわけです。
もし、この事故が無罪で確定してしまえば、今後、同じケースはみんな無罪になってしまいます。
まさか自分が意識障害になるとは思わなかったから無罪。
そんなのは通用しません。全ての人間は意識障害を起こす可能性もありますし、心臓発作を起こす可能性もありますし、その他何らかの原因で倒れる可能性もあるんです。
可能性ゼロの人はいません。
これを読んでいるあなた。
もしあなたがクルマを運転するなら、あなたも当然、意識障害を起こして事故を起こす可能性があります。
当然、そのコトは予想できるので、あなたは有罪なのです。
もしあなたが、自分は意識障害なんて起こさないだろうと思っているのであれば、この1審の裁判官と同じマヌケです。
無責任なんです。