iCloud
世の中には、Google、Amazon、Microsoftなどの巨大企業や、Dropbox、Evernoteなどの比較的新しい企業がクラウドサービスを提供してしのぎを削っています。
Appleも巨大クラウド企業のひとつですが、ちょっと毛色が違うんですよね。
Appleの場合、そのクラウドサービスの多くを、Appleのハードウェアで使う必要があるわけです。
逆に、例えばGoogleのサービスは、iPhoneでも、Macでも、Windowsでも、Androidでも、その他の端末でも使えます。
その意味をちょっと理解しておけば、iPhoneの設定を少し変則的にするコトができます。
ボクのiCloudの設定を紹介します。
iCloudの設定
iPhoneやiPadで、設定アプリを起動し、一番上のユーザー名の部分をタップし、iCloudの項目をタップします。
すると、次のような、iCloudの設定画面が現れます。
ボクは、原則的には、クラウドサービスはGoogleを使うコトにしています。
メールもアドレス帳もカレンダーもGoogle。
理由はカンタンで、さっき書いたとおり、Googleを使っておけば、あらゆる端末で利用できるからです。
Googleだからと言って、Androidを使う必要も無いのです。
ボクは10年以上前から、アドレス帳もGoogleを利用しています。
なので、iCloudのアドレス帳を使う必要はありません。
よって、上図の通り、連絡先の項目はiCloudオフにしています。
iCloudでは無くGoogleのアドレス帳があるため、iPhone、iPad、Mac、Windows、Androidで、同じアドレス帳を同期できるからです。
では、同様の理由でiCloudカレンダーもオフにすればいいのでは?と思いますよね。
実はそれで正解です。ボクもそれでもいいのです。
でも上図の通り、オンにしています。
これは深い理由はありません。iCloudカレンダーをオンにするコトで、iPhoneやiPadやMacなどの純正カレンダーアプリで、アドレス帳の誕生日の通知ができると言う理由だけです。
毎日毎日、友人知人の誕生日が通知されると便利なんですよね。
もちろん、同様のコトはGoogleカレンダーとGoogleアドレス帳でできるので、そっちを使うのなら、iCloudカレンダーをオフにしても構いません。ボクは単に昔からの習慣でオンにしているだけで、オンにする必然性はありません。
写真については、iCloudオフです。
そもそも、無料のiCloudは容量に制限がありますし、写真は二度と手に入らないモノなので、クラウドには置かないコトにしています。保管場所は手元のSSDです。
iCloudバックアップもオフですね。これも単に容量不足。バックアップはパソコン内に行っています。
それ以外は、すべてiCloudをオンにしています。
これも理由はカンタンで、すべてAppleの独自サービスだからです。
Googleなどで代わりにならないため、イヤでもオンにしておかないと、他の端末と同期できないからです。
実際、メモアプリなんかは日々、使いまくっているので、iCloudで同期させておくのは非常に便利です。
iPhoneでメモした瞬間に、iPadやMacにも、その内容が同期されますから。
と言うわけで、基本的にアドレス帳とカレンダーはGoogleのクラウドで同期。
それ以外は、iCloudをオン。
それがボクの長年のiCloudの設定です。