優良者講習
5年ぶりに運転免許更新に行きました。
ボクは自分の自動車は今は持っていないので、仕事以外では運転することはあまりありません。
優良運転者、ゴールド免許です。
ほとんど運転しないのでゴールド免許。
あいかわらず変な制度です。
まあでも、自動車は凶器なので、凶器を発動しない人が優良と言う発想なら、納得もできますね。
自動車によって、日本では毎日、10人以上、人が亡くなっているわけですから。
準中型免許
今回、5年ぶりに更新に行ったわけですが、その間に運転免許制度が変わり、準中型免許が誕生しました。
ややこしいです。
ボクは元々、普通免許と普通自動二輪免許を持っていました。
後者は400ccまでのバイクに乗れる免許です。
前者が自動車。
要は、普通の自動車免許です。
ボクが免許を取った大昔には、普通免許と大型免許しか無かったんですよ。
普通免許は、8t車までしか運転できません。
その後、2007年に、大型免許と普通免許の間に、
- 中型免許
- 中型免許(8t限定)
の2種類ができました。
中型免許は11t限定です。
ここで、普通免許は、5t限定になりました。
ただし、そうなると、昔から普通免許を持っている人が、新しい普通免許になってしまうと、5tに減ってしまうので、中型免許(8t限定)を作ったわけです。
ボクの免許は、そのときから、普通免許では無く、中型免許(8t限定)に変わったわけです。
運転できるクルマは同じです。
そして、2017年に、さらに改正されて、
- 準中型免許
- 準中型免許(5t限定)
の2種が新設されました。
準中型免許は7.5t限定です。
前回の改正で普通免許を取った人は5t限定だったので、これによって準中型免許(5t限定)に名前が変わったわけです。
それに合わせ、普通免許は、3.5t限定になりました。
歴史と共に、普通免許で運転できる重さは、徐々に小さくなっているわけです。
まとめると、
- 大型免許
- 中型免許……11t限定
- 中型免許(8t限定)……8t限定
- 準中型免許……7.5t限定
- 準中型免許(5t限定)……5t限定
- 普通免許……3.5t限定
です。
今、普通免許を新規で取る人は、3.5t車までしか乗れません。
中型免許(8t限定)や、準中型免許(5t限定)は、ボクのように過去から免許を持っている人のための経過措置なので、いずれその人たちがいなくなれば、制度としては無くなるでしょう。
すると、
- 大型免許
- 中型免許……11t限定
- 準中型免許……7.5t限定
- 普通免許……3.5t限定
この4つになるわけですね。
普通免許は18歳から取れるのに対し、中型免許は20歳以上で運転経験2年以上が必要です。
なので、18歳の人は、4tくらいのクルマを運転できないんですよね。
つまり、運送業への就職に支障がある、と。
そこで、準中型免許を新設して、18歳から取れるようにしたようです。
人手不足解消ですかね。
なお、ここで言う、tは積載量のトンでは無く、車両総重量のトンです。
新しい免許証。5年前と特に変わっていないようです。