春秋戦国時代
ボクは三国志演義のファンで、これまでにも吉川英治始め、様々な三国志を読んできました。
ただ、他にも、「項羽と劉邦」や水滸伝なども好きで、いろんな本を読んでいます。
小説が多いんですが、マンガもよく読みます。
三国志の最近のマンガと言えば、何と言っても「蒼天航路」ですね。
ボクもすでに読みました。もちろんAmazonのKindle版です。
曹操が主人公なので、三国志演義とは趣が違います。
劉備が大ざっぱだったり諸葛孔明の活躍がそんなに描かれていないのも三国志作品としては珍しいです。
項羽と劉邦は三国志の前の時代の話。
項羽と劉邦が戦って劉邦が勝ち、漢の国を興して皇帝となります。
その漢の国が数百年続いて崩壊寸前になり、次の派遣を争うのが三国志の時代です。
で、いまボクが電車での移動中に読んでいるのが、「キングダム」と言うマンガ。
まあ、みなさんご存じの大ヒット作品です。
10年くらい連載していますが、まだ続いている用ですね。もう50巻近く出ています。
キングダムの舞台は春秋戦国時代です。
秦の始皇帝
歴史の順番で言えば、三国志の前が項羽と劉邦、そして、その前がキングダムです。
キングダム(秦の国)
↓
項羽と劉邦(漢の国)
↓
三国志(魏・呉・蜀の国)
キングダムはかの有名な秦の始皇帝の物語ですが、始皇帝が主人公ではありません。
信と言う少年の物語です。
ストーリーを話してしまうとネタバレになるので書きませんが、基本的には史実をたどるので、歴史を知っている人はストーリーも先読みできますね。
ただし、リアリティは低め。
三国志演義は史実とは異なり、物語として成立しているので、ややリアリティは低いですが、それでも、魔法やオカルトの世界ではありません。
項羽と劉邦もリアルな描写です。
しかし、キングダムは、北斗の拳に近いですね。
つまり、現実ではありえない超高速なワザを繰り出したり、ひらりと舞ったり。
それにしても、読み始めると止まりません。
ボクはKindle版を読んでいるので、1冊500円でダウンロードできますが、電車の中ですぐに読み終わるので、すぐに次の巻をそのばで購入・ダウンロード。
あっと言う間に1万円以上使ってしまいました。
まだ25巻。
結局、このタイプのマンガは流行るんですよね、昔から。
まさにドラゴンボール型のマンガです。
敵と対決しながら主人公がより強くなっていく。
ドラゴンボールそのものですよ。
ドラゴンボール自体は、格闘がストーリーのメインになってから爆発的にヒットしましたからね。
ただ、ドラゴンボールはSFなので、いくらでも広げられました。
宇宙から超能力まで。
しかし、キングダムはあくまでも中国歴史モノ。なので、UFOを出すわけにはいきません。
そう言う点では、やはり北斗の拳のような描写です。
ただし主人公とその仲間の描き方はワンピース型。
ちょっとダマされたと思って第1巻を読んでみてください。
Kindleなので、もちろんiPhoneなどのスマホやタブレットで読めます。
間違いなく第2巻を読みたくなります。