株価高騰
ダイエットで一気に有名になったライザップ。
ボクはライザップの株主です。
たぶん、2015年の終わり頃に買ったんだと思います。
当時の会社名は、健康コーポレーションでした。
買ったときの株価は600円。
それが今では2500円前後。
6万円で買った人なら25万円。
600万円で買った人なら2500万円。
とんでもない値上がりです。
ボクの資産の含み益もかなり増えました。
これがライザップの株価チャート。
すごく上がっているでしょう。
グラフをよく見ると、直近で1500円弱になっています。
実は、この9月末にライザップは株式分割をしました。
1株を2株に分けました。
これによって株価は半分になったんです。
なので上記のチャートは株価が半分になった後のモノです。
株式分割
株式分割をすると、1株が2株になります。
つまり、1000株持っている株主は2000株の株主になります。
保有株数が一気に2倍になります。
その代わり、1株の株価は半分になるので、分割前と分割後とでは財産としての価格は同じです。
では、なぜ、株式分割をするのでしょうか。
イケイケな会社は株式分割をやることが少なくありません。
企業の経営戦略、資本戦略の話なので、一概には言えないんですが、概して、株を買いやすくすると言う目的があります。
多くの株は1株ずつは買えません。
単元という単位があります。
例えばライザップの単元株数は100株です。
100株単位でしか買えません。
なので、株価が1000円だと、最低でも10万円は必要です。
株価が上がって2000円になると、20万円が必要になります。
企業が成長して株価が上昇すると、株を買うハードルが上がってしまうわけですね。
そうすると、株を買う人が少なくなります。
経営者とは、株主から経営を委託された人のことです。
その目的は株主の利益を押し上げること。
つまり究極的には株価を上昇させることなんです。
株価を上昇させるには業績を上げるのが本来の姿ですが、それでも株価が上がりすぎると、購入しにくくなります。
そうなると好業績でも株価自身が株価上昇の足を引っ張ってしまうんですね。
そこで株式分割。
1:2、つまり1株を2株にする分割なら株価は半分になります。
すると、一気に株を買いやすくなります。
価格は需要と供給で決まるので、買いやすくなれば需要が増え、株価がまた上昇します。
株を分割した直後は、単に株数が2倍で価格が半分なので、何も変わらないんですが、そこからの需要により、株価は上がりやすくなります。
それこそが株式分割の狙い目。
ボクのような株主はホクホク、そうすれば経営者もホクホク。
ライザップのグループはとにかく株式分割が多いです。
そう言う意味では、株主になるうま味は十分。
ただし、それはあくまでも好業績あってのこと。
ライザップの社長は今までのところ、その手腕を存分に発揮していると言えます。
ちなみに、ボクがここ2年間で買った株は数十社に及びますが、2年間でのパフォーマンスは約40%。
つまり1年あたり2割ほど増えています。
日本株とアメリカ株が半々くらいですかねえ。
一方、銀行預金の金利はほぼゼロ。
いかに銀行に預けておくのが機会損失かがよくわかるでしょ。