非天マザー by B-CHAN

iPhoneの使い方、IT、金融、経済、不動産、保険、ビジネス、音楽、映画、ニュース、自己啓発などを語ります。

苦しい生き方

好きなコト以外を仕事にする

 

 

こんにちは〜。

世の中の自己啓発本、ビジネス本を読めば、よく見るフレーズ。

 

好きなコトをを仕事にする。

 

あるいは、

 

得意なコトを仕事にする。

 

みなさんも見覚えないですか?

ボクなんかは小学生の頃からパソコンのプログラミングが好きでした。

当時は学校のクラスでパソコンなんて持ってるのは自分だけ、みたいな状況で、とにかくまだまだ普及していませんでした。

そんな頃から、BASIC言語でガリガリとプログラムを書いていました。

 

そんな子だったので、大学受験のコース選択は迷わず理系。

ボクの父は、営業マンとは真逆の人で、モノを作るタイプ。

そんな父にそっくりなボクは、初対面の人とはかなり人見知りが激しい子でした。

全く何も考えることなく理系。

ボクが通った高校は進学校で、高2までに高3のカリキュラムを修了し、高校3年生はひたすら過去の入試問題を解く。

そんな高校でした。

ボクは高2が終わって数学の理系分野、基礎解析や確率統計も学び終えていました。

模試でも常に学年上位10人以内。

そりゃ、先生にしてみれば、期待しますよねえ。

ボクはその高校の2期生。

学校初の国立大学合格か!

なんて。

そんなボクが高3になって、いきなりの文転。

文系への転向です。

後付けで理由はいくらでも言えます。

その時のボクはあまり深く考えていなかったんですよ。

なんとなく、

理系は暗い、文系は華やか。

それだけでした。

何のことはな

無い。

モテたかった。

まあ、モテるかどうかは本人の性質によるんですけどね。

それを知ったのは後からです。

 

大学生活が終わりに近付くと、みんな就職活動をします。

就職がイヤなボクは、かなりの間、何もせずに粘りましたが、結局、周りと同じく活動開始。

バブルが崩壊した後で不景気真っ只中でしたが、そこは学歴社会だった日本。

バカスカとリクルート勧誘が来ます。

実際、内定も出まくり。

ボクはクルマとコンピュータが好きなので、某カーナビメーカーを受けて合格。

しかし、結局はバカでかい銀行に入ることになりました。

正直、どこの銀行でも良かったんですが、当時のカノジョの友達が在籍していると言う理由だけで就職先を決めました。

仕事内容も知りませんし、金融で社会の役に立ちたい、なんて思いもしませんでした。

向こうから誘ってきたので、面接を受けていると、あっと言う間に内定。

モノ作りが好きなプログラマーは、よく知らない銀行に入ったわけです。

そして、好きでも無い営業の仕事。

 

 

気持ちの問題

 

 

まあでも、仕事なので、やるしかありません。

エラいモノで、慣れれば、それはそれで楽しくもあり。

当時はまだ、パソコンなんて仕事で使わない時代でした。

銀行の支店にも1台だけあって、誰も使わず。

そのうち転勤もあり、徐々にパソコンが普及し始めました。

ボクは小さい頃からプログラムをやっていたので、職場でみんなが伝統的に電卓でやっていた作業をExcelの関数に置き換えたら、数人で1週間かかっていた仕事が、一人で数分で終わるようになりました。

今では当たり前ですが、当時は職場で革命的に驚かれました。

部長クラスの人が、

 

すさまじい業務効率化だ!

 

と絶賛していました。

いま思えば、得意なコトを仕事にすると言うのは、そう言うコトなんですよね。

 

ボクはその後も、IT分野とは無関係の、保険屋さんやら、不動産屋さんなどを転々としています。

おかげさまで、あの日以来、得意なコトを何も発揮せず、ひたすら営業の日々。

 

好きなコトを仕事にしない人生なんですよね。

 

結果は目に見えています。

とにかく不利。

それに加えてボクは転職を繰り返している人なので、さらに不利。

ボクよりずっと歳下だけど、そこのキャリアはボクよりずっと長い人がたくさんいます。

もちろん才能ある人は、異業種でも存分にチカラを発揮するでしょう。

でもボクのようなタイプは、得意でも無い異業種に来ると、とにかく苦労します。

異業種のコトをたくさん知っているけど、いまいる業種では新人に近い。

でも、歳は上、みたいな。

 

なので、キャリアとか出世などに目がくらんでいる人は、ぜひ、ボクのような生き方はやめましょう。

 

ちなみに、これも後付けですが、ボク自身は納得しています。

なぜなら、人生と言う限られた年数に、実に多種多様な異業種を経験できたからです。

そして、好きなIT分野は、趣味として続けています。

たまにそれが仕事でも役立ちます。

と言うか、むしろ、そっちの方が「キャリア」は長いので、本業よりも、そっちで役に立てるくらい。

本業はあくまでも営業成績で評価されますからね。

なので、まともに考える人なら苦しいと思いますよ。

ボクのように、好きでも無いことをたくさん仕事として経験できた!と捉えられない人は。

 

これから就職活動する人は、自分はどんな人生を送りたいのかを考えてみてください。

好きなコトを仕事にしたいのか。

得意なコトを仕事にしたいのか。

好きでも無いけど給料が高い仕事をしたいのか。

好きでも無いコトを経験として仕事にしたいのか。

 

大事なのは、好きなコトを仕事にすることでは無く、それ以前の話です。

好きでも無いコトを仕事にしたい!と思っているのなら、それは自分の意思なので素晴らしいコトなのです。

 

どうか、自分の意思を大切に。