10kgの減量
ボクは、年齢的には人生の真ん中なので、さすがに若い人よりは身体にガタが来ています。
特に、頭痛と高脂血症。
頭が痛ければ思考力が奪われ、何もできなくなります。
高脂血症は、要するに肥満ってことです。
ボクが社会人1年生のときは、
- 身長179cm
- 体重62kg
でした。
それが今年の5月末には、
- 身長179cm
- 体重80kg
要は、身長はそのままで体重が18kgも増えたわけです。
一時期は体重が82kgに達したので、実に20kgの増加。
要は、10kgの米袋を2袋、毎日、持ち歩いているのと同じことなので、疲労がハンパ無い。
健康面では決して望ましくありません。
そんなボクも、5年前に強烈なダイエットに成功しました。
このときは、100%野菜ジュースと豆乳に頼ったダイエットでした。
結局、ダイエットに成功してしまうと、モチベーションが無くなって、またリバウンドしてしまう。
それが今年の5月末までのボクでした。
実際、ピザなんかも、何度も食べましたから。
そこから心機一転。
ファスティングダイエットを始めました。
5月末に約80kgだった体重が、今日、7月1日時点で、69.2kg。
約1ヶ月で10kgの減量です。
徹底的なカロリーコントロールと糖質制限。
基本的にはファスティングつまり断食です。
朝食に緑黄色野菜のサラダと魚と豆類を食べたら、それ以降はひたすら水分。
昼食も無しでお茶。
夕食もお茶か豆乳。
1日あたりの摂取カロリーは平均で1000kcal未満。
そして、できるだけ毎日、10km以上歩くか、5km以上のジョギング。
そりゃ、やせますよ。
皮下脂肪
5月までは、お腹が出ていて、スーツのスラックスやらボトムス類をはくのが大変でしたが、今は逆に、お腹が凹んで、ダブダブ状態。ベルトで何とかしています。
しかし、やせ方が、引き締まったと言うより、やつれた感じ。
当然です。
食事制限によって減っていくのは内臓脂肪から。
そして、人間の身体は中心部から遠い方の脂肪から落ちていきます。
つまり、手足の脂肪は先に落ちます。
そして、お腹の脂肪が最後まで残ります。
それがお腹の皮下脂肪。
皮下脂肪は食事制限ではなかなか落ちません。
理由はカンタン。
以前から書いているように、筋肉は代謝が大きいので、運動して筋肉を増やせば、やせやすい身体になります。
ところが、食事制限をすると、身体は飢餓に備えるようになります。
生存のために、うまくできているんですね。
代謝の大きな筋肉を減らそうと言う機能が働くんです。
日常的に、ウォーキングやジョギングをするので、脚の筋肉だけは付きますが、それ以外の運動をしていないので、脚以外の筋肉がどんどん落ちます。
すると代謝も小さくなり、皮下脂肪が消費されにくくなるんですね。
内臓脂肪が減ったおかげで、お腹の出っ張りはほとんど無くなりました。
しかし、皮膚を指でつまむとブヨブヨ。
皮下脂肪が残っているからです。
断食をすればするほど、皮下脂肪は落ちにくくなる。
では、どうすれば良いか。
答えは、ジョギング以外の運動をすることです。
つまり、お腹周りなど、上半身の運動ですね。
この1ヶ月でファスティングとウォーキングで内臓脂肪が消え、やつれたような体型になりました。
手や上半身が細く、脚は筋肉質、そしてお腹の皮膚はブヨブヨ。
なので、やるべきは、上半身の筋トレです。
一応、80kgあった体重が70kgを切るまでに減ったので、第1フェーズは終了。
ここからは第2フェーズです。
食事制限を続けながら、お腹や上半身の筋トレ。
それと従来通りのウォーキング、ジョギング。
これで、目標の65kgを目指します。
参考になったでしょうか。
ちなみに、食べ物として、オススメなのは、
- 枝豆
- ししゃも
- サバ
- シーチキン
- 豆腐
- 納豆
- 緑黄色野菜
- 麦茶、爽健美茶、十六茶(カフェインが無いから)
ご飯もパンも不要です。ご飯やパンを食べなくても、体内の脂肪が消化してくれるから十分です。
魚類はなるべく小さめの魚が良いですね。頭から尻尾まで食べられるので。
緑黄色野菜でビタミン類、麦茶でミネラル。
豆類でたんぱく質。
このアプリを使っています。
このアプリ1本で、歩行量や消費カロリー、食事の記録、睡眠時間、飲んだ水分の量、体重、心拍数、運動の回数などが記録できます。
まずは最初の1ヶ月だけ。
これをファスティング期間にしてみてください。
日々、記録を付けていくことでモチベーションになります。
それと以前にも書いたように、食べ物を買うときは必ずパッケージの裏を見て、カロリーや糖質量を確認すること。
別にダイエットは一生続けるわけではありません。
とりあえずファスティングを1ヶ月続ければ、間食を必要としない体質ができあがります。
人間は1日に3食を食べなければならないルールなんて無いのです。
そんなわけで、ボクのように朝食がメインで、昼食は無し、夕食はせいぜい豆類。
基礎代謝と運動代謝の合計値が摂取カロリーを上回れば、必ず体重は減るわけですから。
いったん軌道に乗れば、あとは、週に1回くらい、ぜいたくをすればいいんです。
毎日、コンビニで、チョコやシュークリームやアイスを買うよりも、週に1回だけ、百貨店で高級なデザートを買う。
その方が結果として安上がりですし、ダイエットへの悪影響も少ないです。しかも週に1回だけなので、とてもおいしい。
いかがですか。
やる気が湧いてきませんか。
ダイエットを気にしている人は、まずは、こんな考え方で1ヶ月間、やってみてください。
空腹で夜、眠れない?
ボクは不眠症でお医者さんに行き、睡眠薬を処方してもらっています。
なので、眠りの質も上がりました。
空腹よりも睡魔が勝ち、いつの間にか朝です。
そんな工夫もやる価値があるのでは?
※1ヶ月で10kgやせるのは常識外れなので、やる人は、1年2年かけてやりましょう。
あと、ファスティングをやるときは、必ず専門家の意見を取り入れることをオススメします。
ボクも単に食事を抜くのではなく、必要な栄養素を選んで食べていますので。