人口減少
たまにこのブログでも書いている日本の人口減少の話。
一番人口が多かったのが2010年で、約1億2806万人。
一方、2024年1月の概算で、1億2409万人。
13年ほどで、397万人前後、減りましたね。
あまり細かい計算をしても意味がないので、ざっくりですが。
都道府県の数
日本には現在、
- 1都
- 1道
- 2府
- 43県
の計47都道府県があります。
ざっくりした話なので時系列が多少ズレますが、ここに都道府県別の人口が載っています。
一番人口が低い県から、下位5県の人口を足してみてください。
合計は、3,402,482人です。
つまり、2010年から2023年にかけて、この5県の人口を上回る人口が減りました。
数値だけ見ると、日本から5つの県が消滅したのと同じコトがすでに起こっているわけです。
- 1都
- 1道
- 2府
- 38県
の状態。
すごいと思いませんか。
日本の人口減少が猛烈であるコトをわかりやすくするために、あえてこんな書き方をしています。
5県のみなさん気を悪くしないでね。
日本の政治の最重要課題は、外交よりも経済よりも、人口対策です。
外国が攻めてくるかどうかは未知数。
経済も未知数。
でも、人口減少は確実に、そしてすでに猛烈に起こっています。
若い世代の人口比率が減るほど、年金も健康保険制度も支えきれなくなります。
交通を維持するのも医療を維持するのも治安を維持するのも人手不足では不可能です。
つまり、社会が破綻します。