大震災
ボクは阪神大震災の被災者です。
ずいぶんと年月が経ってしまったので、記憶も薄れますが、それでも鮮明に覚えているコトもたくさんあります。
目の前のがれきの中から全身血だらけの女性が痛みで泣き叫びながら救出されたシーンは忘れるコトは無いでしょう。
北陸の被災
阪神大震災も1月でしたが、このたびの能登半島地震も1月。
真冬の地震はホントにツラい。
思えば、東日本大震災も3月なので東北地方ではまだまだ冬と言っても良い時期だったんですよね。
ボクが経験した阪神大震災は1月でも兵庫県の南部だったので、北陸や東北と比べると、寒さはマシ。
そんな地域であっても、あのとき、寒さがツラかった記憶があります。
なので、今回の能登で寒さに耐えている住民は、どれだけ厳しい環境なんだろう、と。
避難所での生活は大変だと思います。
住み慣れた自宅と違い、自由に過ごせません。
他人の目もあります。
でも、メリットがあります。
それは、お互いが見守り合える点です。
独居の高齢者だと、健康状態が悪化しても、気付かれるのが遅れます。
避難所で集まっていれば、それを防げます。
懸念されるのは、ライフラインが分断された少人数の避難所。
政府にはそんなリスクの高い地域に率先して救援の手を差し伸べてほしいです。
いまのボクにできるのは、そんな情報発信くらいしかありません。