競売
仕事の知識のブラッシュアップのため、年に1個ずつ程度、資格試験を受けています。
この前、12月に競売不動産取扱主任者試験を受けました。
で、今日が合格発表。
ボクは無事に合格でした。
ただし、今の時点では単なる合格者。
ここから主任者登録申請をして主任者になれます。
試験自体は誰でも受験できるんですが、競売不動産取扱主任者になるには、宅地建物取引士試験に合格している必要があります。
ボクは当然合格済み。
よって、あとは登録手続きに進みます。
登録の前に講習を受ける必要があり、講習、登録、主任者証の発行などで合計32,400円もかかります。
試験は9,500円でした。
高い!
ところで、競売ってわかりますかね。
一番わかりやすいのは、住宅ローンを払えなくなった人から住宅を没収して売却しておカネに替えてローンを回収するパターンですね。
それを国家のお墨付きで正式な制度として行うのが競売です。
その名のとおり、基本的には競争入札で、一番高値で入札した人が落札できます。
例えば、ローンの残高が金利を含めて1,000万円で、自宅を競売に掛けられ、1,500万円で売れたとしましょう。
金融機関は1,000万円を回収して終わり。
余った500万円は債務者のモノです。
つまり、自宅は没収されてしまうので、その点では不幸かも知れませんが、一番の高値で落札されるので、余ったおカネは債務者がゲット。
最悪の事態は逃れます。
もちろん逆のケースもあって、競売で800万円でしか落札されなければ、債務者は自宅を失った上で、さらに200万円を返済しなければなりません。
まあ、800万円でしか売れない不動産に1,000万円も貸し付ける金融機関にも問題はあるんですけどね。
査定が甘いってコトで。
ADR
この競売不動産取扱主任者になると、ADR調停人に登録するコトができます。
ADRとは裁判外紛争解決のコトです。
裁判になるとおカネと時間がかかります。
そこで、そこまで大げさにする前に、双方の調停を行うのが調停人。
従来は、法律トラブルに介入して報酬を得られるのは弁護士だけでした。
でも、今は、競売不動産取扱主任者がADR調停人になるコトができます。
これで、弁護士では無くても競売不動産取扱主任者であれば、法律事件の調停をして報酬を得るコトができるんです。
やったー!
と思って読んでいくと、上記の講習やら登録とはまったく別に講習やら登録が必要なようです。
講習だけで55,000円。
高い!
とりあえず今日は、合格したコトがわかったばかりなので、今後、主任者に登録するかどうか、じっくり考えてみます。
次は、FP1級か簿記1級を受けてみますかね。
自分が合格もしくは取得してきた資格や免許を棚卸しすると、
- 宅地建物取引士
- 管理業務主任者
- マンション管理士
- 公認不動産コンサルティングマスター
- 賃貸不動産経営管理士
- 競売不動産取扱主任者
- 日商簿記2級
- FP2級
- 初級システムアドミニストレータ
- 基本情報技術者
- ドットコムマスタートリプルスター
- 漢字検定2級
- 普通自動車免許
- 中型二輪免許
- 第四級アマチュア無線技士
その他、生命保険、損害保険の募集人やら何やら。
ずいぶん受験してきましたね。
ひよこ鑑定士を受験しようと考えたコトもありますが年齢制限であきらめました。
とりあえず、上記の関係の相談事があれば、ボクに声を掛けてみてください。
気が向けば無償で相談に応じますので。法の範囲内で。
ブログのネタにもなりますし。