今の政府
政治に関することでボクが違和感を感じていることがあります。
それは支持率と言うヤツです。
世の中には勘違い政治家がたくさんいます。
知っておいてください。
政治家は国民の下僕です。
人間に上下はありませんが、役割としての上下はあります。
政治家は国民より下です。
なのに、上に立っていると思い込んでいるエラそうな政治家がいるんですよね。
すべての政治家は国民の下僕。
これを忘れないよーに。
下僕が権力を持っているんです。
権力が暴走すれば、下僕であるはずの政治家が国民を操作できます。
だから、権力に対する監視が必要なんです。
マスコミを始め、権力を監視するための役割を持った人たちがいるのは、そのためです。
だから、ボクは政治家や政党を支持すると言う考え方が理解できません。
やって当たり前だし、常に批判すべきです。
自民党が政権を握れば、徹底的に自民党を批判すべきです。
民進党が政権を握れば、徹底的に民進党を批判すべきです。
公明党が政権を握れば、徹底的に公明党を批判すべきです。
共産党が政権を握れば、徹底的に共産党を批判すべきです。
他のすべての政権も同じ。
決して支持することは無く、すべての政党を批判します。
政権を握らなくても批判すべきですけどね。
だから、ボクの、政党・政治家に対する支持率はゼロ%です。
共謀罪と言う罪が法制度化されました。
与党に対して野党が反発しています。
国民にも賛否両論あり、分裂しています。
分裂しているんですが、分裂の仕方が変です。
与党を支持する人は共謀罪を支持し、野党を支持する人は共謀罪に反対します。
支持ありきなんですよね。
本来、十分に吟味されるべきは法の中身であって、政党なんて関係無いんです。
悪法であれば、与党であろうが野党であろうが反対すべきなんですね。
将来の政府
ボクは共謀罪と言う概念自体には反対しません。
未然に不幸を防ぐことができる理念がありますから。
ただし、具体的な法の中身については、議論が足りなさすぎます。
与党も支持しませんし野党も支持しません。
単に法の中身の問題です。
柔軟性がありすぎて、権力者のさじ加減で国民をコントロールできる可能性がある法です。
もちろん、この法案を通した与党は、そんなことはしないと言います。
仮にそれがホントだとしましょう。
たぶんホントなんでしょう。
問題はそこでは無いんです。
時代が移れば、政権も移ります。
今の自民党や公明党が共謀罪を悪用しないとしても、将来のどこかの政党が悪用する可能性は当然にあります。
法は過去にはさかのぼりませんが未来には適用されます。
もし、将来、どこかの政党が共謀罪を悪用して、ボクたち国民の子孫が迫害を受けたら。
法の決定は目先の国家利益だけで済むモノでは無いのです。
だから、慎重な議論が必要なんです。
単に政党の支持だの、与党だの、野党だの、自民党だの、民進党だの、そんなつまらないレベルで争っているのなら、それは無意味なパフォーマンスです。