天国
ボクは生物はタンパク質の塊だと言うコトを学んだので、死後の世界は無いと考えています。
死後の世界は概ね、宗教の世界観ですよね。
宗教の世界では、神様がこの世界を作られた、となっていますが、ボクはどうもその理論だと矛盾が生じているなあ、と感じているので、人間が神様と言う概念を作り出したと考えています。
その方が理論的に矛盾が少ないと思えるので。
そのひとつが天国。
天国は人だらけ
現在の地球上には80億人近い人間が存在しますが、地球の人口は歴史とともに増えています。
ボクが物心ついた頃は確か40億人程度だったと思います。
さて、宗教の世界における天国には、死後に行けます。
全員が天国に行くのか、それとも地獄に行くのかは知りませんが、とにかく死後の世界です。
現在の地球上の人口は80億人弱ですが、いつか、その全員が天国か地獄に行くわけですよね。
しかし、現在の人間だけで無く、過去に生きていた人たちもどちらかへすでに行ったわけです。
そうやって過去の全員を合計すると、いったい何人が天国や地獄にいるんでしょうか?
そこにさらに現在の80億人弱が加算されます。
次の世代の数十億人もやがて加算されます。
もはや天国も地獄も人だらけじゃないですか?
100億人以上とか。
地球上の人口は人口減少が起これば減りますが、天国や地獄は死者が行くところなので積み上げ方式ですよね。
つまり増える一方。
なんか、そんなコトを考えると、どうも腑に落ちないんですよね。
宗教って大昔の、まだ人口が少ない時代の誰かが考えだした概念なので、まさか世界の人口が数十億人にまで増えるコトを想定してなかったのでは?
だから、現代になって、宗教とか死後の世界の概念に無理が生じて来ているような。
人間だけじゃ無く、蟻(アリ)なんかも天国へ行ってしまうと、いま存在するアリだけで1京匹くらいはいそうですし、過去に存在したアリも天国へすでに行ってたら、そこには数京匹のアリが。
死後の細菌も天国へ行ってしまってたら、膨大な数ですよね。
果たして大丈夫でしょうか、天国と言う概念。
やっぱり無理があるのでは?
まあボクは天国は無いと考えているので関係無いですが。