非天マザー by B-CHAN

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小学生の頃の炎天下の記憶

目まい

 

 

今年の夏は暑いです。

実はほぼ毎年のように暑いんですが。

 

今年は5年ぶりに、気温が40度を超えたので、やはり特別に暑い年ですね。

実際、熱中症で亡くなった小学生がおり、大問題になっています。

 

熱中症は肉体の問題です。

精神の問題ではありません。

過去、熱中症で亡くなった人がたくさんいます。

 

それなのに、精神論で語る大人がたくさんいて困ったモノです。

 

金属バットで思いっきり殴られて平気ですか?

それは精神の強さの問題とは無関係で、肉体の損傷の話です。

 

それと同じで、熱中症も精神とは何の関係もありません。

暑ければ、人間は死ぬのです。

寒ければ、人間は死ぬのです。

 

だから、暑い日は運動させないなど、適切な対応が必要なことは、過去の経験からわかるはずです。

にも関わらず、教師の犠牲になる生徒たち。

悲惨です。

罪深い話ですね。

 

思い出したんですが、ボクも熱中症の記憶があります。

目まいです。

 

 

全校集会

 

 

小学校、中学校、高校には、全校集会と言う風習があります。

いま思えば、謎のイベントです。

それが毎週ありました。

寒い冬も、そして暑い夏も。

 

ボクは夏の全校集会でグラウンドに立っている途中で、よく、目まいが起こりました。

立っていると、景色がだんだん紫色になっていきます。

これは比喩表現では無く、ホントに紫色になるんです。

 

そして、校長先生が何を言っているのか、わからなくなります。

フラフラになるんです。

 

それが数十秒あるいは1分2分。

運が良ければ、自然に回復します。

 

ある日、ついに、限界を超えました。

いつの間にか意識を失ったんです。

気付いたら、木陰で寝かされていました。

倒れたらしいんですね。

 

当時のボクは、自分が病気なんだと思っていました。

あるいは、そう言う体質かと。

 

でも、いま思えば、あの現象は夏の炎天下でしか起こっていません。

 

そうです。

熱中症です。

当時は熱中症と言う言葉は誰も使っていませんでした。

熱射病です。

 

ボクはたまたま意識が回復しましたけど、人間が意識を失って倒れると言うことは、実に危険な状態です。

 

灼熱の炎天下での全校集会でボクが得たモノは、校長先生や他の先生のムダ話だけ。

多くのムダな時間を失い、命の危険にまで晒されていたんです。

 

昔から続いている伝統行事って、よく考えたら、誰もその意味や意義も知らず、ただ昔からやっているから続けているだけ、と言うのが多いと思いませんか?

 

この際、人命を守るために、学校の馬鹿げた風習を変えていくのも良いのでは?