交通事故件数
去年1年間の日本の交通事故発生件数が約38万件です。
負傷者数は約46万人です。
日本の人口が1億2500万人くらいだとすると、1年間に交通事故で負傷する確率は、0.368%ですね。
ざっくり単純計算しますが、10年間だと3.68%。
80年間だと約30%ですね。
てコトは、ざっくり言えば、3割の人が一生の間に一度は交通事故で負傷するわけです。
わりと確率が高いですよね。
負傷とひとくくりにしていますが、もちろん、一生寝たきりの人もいますし車イス生活になった人もいます。
1回遭遇するだけで人生に大ダメージを受ける可能性があるわけです。
人は完璧では無い
交通事故はゼロであるコトに超したコトはありません。
しかし、自動車を運転するのは人間です。
人間は神様とは違って、完璧な生き物ではありません。
一生の間に、必ず何度かミスをします。
ミスをしない人は一人もいません。
また、何をミスするかは本人の意思では選べません。
選べないからこそミスです。
何も悪気が無くても、予想もしていないコトでミスをする可能性があるのです。
- 人間はミスする生き物である。
- 人間が自動車を運転する。
- だから、人間は自動車運転でミスする。
この三段論法が成り立ちますし、わざわざ三段論法にしなくても、わかりきっているコトです。
と言うコトは、少なくとも現時点では、必ず交通事故が発生するコトがわかりきっていながら、自動車運転が容認されていると言うコトになるわけです。
人間がミスをしない生き物では無い限り、人間に向かって交通事故防止を呼びかけても、何ら意味が無いと言うロジックになります。
無事故を意識してもしなくても、運転中のミスは絶対にゼロにはならないわけですから。
毎年、着実に数十万件の交通事故が発生しているのを見て、ボクは、何かモヤモヤしたモノを感じざるを得ないのです。