あの世
ボクはあらゆる宗教の信仰者ではありませんが、読書家なので、様々な宗教の教えを学んでいます。
主だった宗教でおなじみの教えとして、「あの世」の存在があります。
あるいは死後の世界。
死んでも、次の世があると言う考え方。
この世を大切に
5人の人がそれぞれ何かを教えてくれたとします。
全ての人の教えが正しいとは限りません。
そのうちの一人が、死んだら来世があると教えてくれたとしましょう。
信仰者は、その教えを信じてしまうわけです。
実際に来世があるかどうは、科学的に証明されたコトはありません。
つまり、あるかどうかは誰にもわからないのです。
宇宙の現象なら実験で証明できなくても理論的に証明できますが、あの世のコトは理論的にも証明できません。
むしろ理論的には矛盾が出がちです。
あるかどうかはわからないのに信じてしまうわけです。
それが信仰です。
他の4人のコトは信じなくても、なぜか証明できないコトは信じてしまう。
これが信仰のチカラです。
そのため、この世での生をあきらめ、来世を目指す人が後を絶ちません。
自殺ですね。
しかし、現段階で、存在が証明されていない来世を、いきなり信じて自殺してしまうのは、何のメリットもありません。
来世が存在する確率は50%です。
あるか無いかどちらかです。
もし、自殺してしまって、結果として来世も存在しなければ、単なる死に損です。
まずは現世を精一杯生きる。
そして、死んだ後に来世があったらラッキーですよね。
現世も来世も充実を目指せます。
もし、来世が無いとしても、現世だけでもがんばっておけば、少なくともひとつの世界では充実します。
来世があるかどうかどうかがわからないのに、現世をあきらめる意味はありません。
来世が存在するとしても、現世もがんばれば、2回のラッキー。
つまり、どっちにしても、現世をあきらめる意味は無いのです。
来世があっても無くても、現世は確実に存在しているのだから、ここでがんばっておけば、少なくとも確実にひとつはラッキーなのです。
わかりますか?