すれ違い
人間の平均寿命が80年ほどだとすると、
365日×80年=29,200
1日に100人と歩いてすれ違うだけでも生涯で300万人。
実際には1000万人とか2000万人と、すれ違うんでしょうか。
再会の確率
例えば、横浜に住むボクが名古屋に出張に行くとします。
そこで、歩いてすれ違う人と、人生のどこかで再びすれ違う確率って、どれくらいでしょうか。
ほぼ、ゼロですよね。
もしかしたら、その、すれ違った人が、すれ違いでは無く、職場など、何度も顔を合わせる関係性になる人だったら、運命的な相手になった可能性もあるわけです。
ボクはそんなコトを、よく考えてしまうんですよね。
今日、通勤中にすれ違った、あの人。
たぶん、二度と会うコトは無いでしょう。
でも、もし、話をしたら、実はすごく気が合う人かも知れない。
人間の出会いって、すべてが偶然じゃ無いですか。
学校のクラスでも、職場でも、たまたま同じ組織にいた、それだけです。
その偶然の出会いから、友人になったり恋人になったり結婚相手になったり。
そう考えたら、職場の人も、すれ違う人も、まったく同じ条件なんですよね。
なのに、職場なら気軽に声をかける一方で、すれ違う人に声をかけると変な人になる。
これって、当たり前の文化なんですが、その当たり前を破壊する文化が生まれると楽しいと思いませんか?
すれ違う人に話しかけるコトが異質だと言う認識そのモノをひっくり返してしまうんです。
婚活している人はよく、
職場に良い人がいなくて
と言うセリフを言いますが、その既成概念をひっくり返せば済みますよね。
あのときすれ違ったあの人とは二度と会えないけれど、もし声をかけていたら人生にかけがえの無い人になっていたかも。
ボクはそう思って日々を送っています。
それでも、ひっくり返す勇気が無い自分にストレスがたまるのです。