あなたの感想ですよね
すっかり、ファンもアンチも多い有名人になった、ひろゆき氏。
ボクから見れば、彼は頭が良いと感じます。
こう書くと勘違いする人がいるんですが、別に彼を支持しているわけではありません。
正しい発言も間違った発言もしますからね。
頭が良いと言っているだけです。
一方、世の中には、頭が悪い人もいます。
ひろゆき氏の有名なセリフ、
あなたの感想ですよね
を単なる揶揄表現だと捉えてしまっている人たちですね。
彼の話の前後の趣旨を聞いているわかりますが、この発言は、
- 主観
- 客観
を正確に切り分けるためのモノです。
世の中には、これが正確にできない人が意外と多いですからね。
主観客観
例えば、
あの山は高い
は主観でしょうか客観でしょうか?
正解はもちろん主観です。
つまり、感想です。
理由、わかりますか?
同じ山を見ても、それを高いと感じるか低いと感じるかは人それぞれですよね。
では、
あの山の高さは2048メートルです。
これは客観です。
誰にとっても2048メートルと言う事実は同じだからです。
なので、この場合、ひろゆき氏は、
あなたの感想ですよね
とは言いません。
人によって感じ方が異なる可能性があるコトを主観と言います。
数値や物事の前後関係など、人によって変わらないコトを客観と言います。
そこを正確に切り分けできずに、相手が客観的事項を述べているにも関わらず、単に、相手を揶揄するつもりで、
あなたの感想ですよね
と言う言い回しを使っている人を見かけます。
残念ながら、頭の悪いグループです。
このフレーズが使えるのは、相手が主観を述べた場合のみなのに、そこを正確に理解できていないわけです。
単に相手を揶揄したいだけで不適切なときに不適切なフレーズを使っても、それは論破とは言いません。
論破はあくまでも、ロジカルかつ客観的に行わないと意味が無いのです。
ひろゆき氏は、その点に関しては、切り分けを正確に行って発言しているので、頭の良いグループです、その点に関しては。
そして、頭が良いと感じるのは、ボクの感想です。
繰り返しますが、頭の良し悪しと、人格の良し悪しは別です。
ボクは彼の人格について触れるつもりは無いです。