通勤定期券
毎日のように経験し、毎日のように面倒だと感じ、毎日のように悩んでいることを書きます。
ボクは今は東急東横線の妙蓮寺駅の近くに住んでいます。
当然、妙蓮寺駅が最寄り駅です。
そして、妙蓮寺駅から横浜駅までの通勤定期券を持っています。
これが東急の路線図。赤いのが東横線で、一番下が横浜駅、一番上が渋谷駅。そして妙蓮寺駅は横浜駅から4つ目、下の方ですね。
ボクは勤務先が横浜なんですが、ほぼ毎日のように東京方面に外回りに出ます。
そのルートは東横線。
ホントは横浜駅からJRに乗る方が早いんですが、定期券がある分、東横線で渋谷に出る方が安いんですよね。
問題はここからです。
定期券は妙蓮寺から横浜。PASMOの定期券でオートチャージです。
そして、それとは別に、会社の外回り用にSuicaを持っています。
つまりSuicaは仕事用で、月末にそのSuicaの使用量に応じて会社で精算されるわけです。
これ自体は、ごく当たり前の合理的な方法ですね。
で、もし、ボクが仕事とは関係なくプライベートで横浜から渋谷に行く場合は、話は簡単です。
横浜駅でPASMO定期券でタッチして改札を通り、渋谷駅に着いたら同じPASMO定期券で改札から出れば、不足額(妙蓮寺から渋谷)を自動的に精算してくれます。
当然、精算はボクのポケットマネーです。プライベートですから。
ラクです。これこそが電子マネーの威力。
いちいち切符を買ったり精算機で精算する必要が無いわけです。
仕事での使い分け
しかし、仕事での使用となると別。
仕事で横浜駅から渋谷駅へ向かう場合、まず、横浜駅ではPASMO定期券を使って入ります。定期区間なので当然です。
問題はそのまま渋谷駅に着いた時。
もし、PASMO定期券を使って渋谷駅を出てしまうと、PASMOで精算されてしまいます。つまりボクのポケットマネーになってしまいます。
かと言って渋谷駅でSuicaでは出ることはできません。そりゃそうです。Suicaでの入場記録が無いんですから。
と言うわけで、とても面倒なんですが、ボクは仕事で横浜から渋谷に行くたびに、渋谷駅の駅員室に言って、
「このPASMOで横浜から来たんですが、妙蓮寺から渋谷までの不足分を、こっちのSuicaで精算してください。」
と説明して、精算してもらってます。
はっきり言って、電子マネーのメリットは帳消しどころか、切符を買う以上に手間がかかります。
渋谷駅でのこのやり取りを避ける方法がひとつだけあります。
それはまず、横浜駅でPASMO定期で入って妙蓮寺駅でいったんPASMO定期で降りるんです。
そして再び今度はSuicaを使って妙蓮寺駅に入り、次の電車に乗って渋谷に出ることです。
そうすれば、妙蓮寺から渋谷まではSuicaなので精算の必要なし。
ただし、この方法は妙蓮寺駅でいったん駅の外に出る必要があるので、電車が一本、遅くなるんです。
時間の無駄です。
そこでみなさんに質問です。
こんな面倒で無駄なことをしなくても、渋谷駅で簡単に精算できる方法は無いでしょうか。
渋谷で出る時に、電子マネーを2枚重ねてタッチすれば、もう1枚の方で精算できる仕組みになればいいんですが、今の技術では電子マネーは2枚重ねて読み取れません。
紙の切符なら2枚重ねて入れられる改札機って存在するんですよね。
そんなことを悩みながら、ボクは明日も明後日も東京へ出ます。