非天マザー by B-CHAN

iPhoneの使い方、IT、金融、経済、不動産、保険、ビジネス、音楽、映画、ニュース、自己啓発などを語ります。

写真を証拠として使えない時代

過去の証明

 

 

実は、人間は、過去の証明ができません。

もし、何らかの事件が起こったときに、その犯人が犯罪を起こした証拠があったとしても、それは、論理的に絶対の証拠では無く、あくまでも、つじつまが合っているだけに過ぎません。

 

犯行時刻以降に現場に付いた足跡が1人だけなら、その人が犯行を犯した証拠になります。

そうしないとつじつまが合わないからですね。

 

過去の証明はできないけれど、つじつまを合わせるコトで法を適用していく。

これが人間の限界です。

 

 

写真

 

 

証拠として使われるコトが多いのが、

 

写真

 

ですね。

写真が事件の決定的な証拠となるコトは少なくありません。

しかし、写真がホントは決定的な証拠として使えないコトは、多くの人が薄々、気付いているかも知れませんね。

 

それは、

 

  • 技術的な側面
  • 運用的な側面

 

の2つの理由があります。

 

技術的な側面で言えば、写真の改変ですね。

昔の紙の写真は改変にそれなりの手間と技術が必要でしたが、今の写真はデジタルデータです。

コンピュータの進化によって、改変と見抜くのが不可能な技術水準の写真を作り出すコトが可能です。

元の写真を改変するだけでは無く、新たに写真(のようなCG)を作り出すコトも可能になりました。

もはや、犯行のでっち上げはカンタンにできてしまいます。

 

そして、もうひとつが運用的な側面です。

今、お笑い芸人が反社会勢力との付き合いがあるかのような写真を写真週刊誌が掲載して、

 

「芸人●●、反社会勢力とのなれ合い!」

 

みたいなセンセーショナルな見出しで記事を書いています。

これも、考えてみればカンタンですが、芸能人なんて芸歴が長ければ、何千人、何万人と写真撮影をするんですね。

もちろん知らない人が大半です。

その中に一人でも反社会勢力がいても気付きません。

また、写真を撮ったときは一般人でも、あとから反社会勢力になる人もいるかも知れません。

つまり、一緒に写真に写っていると言うコトだけでは、

 

反社会勢力と付き合いがある

 

なんて断定はできないわけです。

でも、写真週刊誌はセンセーショナルな記事を書いて売るのが仕事なので、いや、センセーショナルな記事を書かないと売れないので、そう言う記事を書くわけです。

さらに問題なのは、一般大衆は、そう言う写真記事を鵜呑みにしてしまいがち、と言うコトなんです。

 

以前、ボクの友人が言ってましたよ。

 

あのラーメン屋さん、テレビで紹介されていたから旨いんだろ?

 

と。

すごく当たり前の話ですが、テレビで紹介されたかどうかと味の良し悪しは関係ありません。

旨いかどうかは、人によって感じ方が違うからです。

 

でも、マスコミによってマインドコントロールされがちな大衆が一定数いるのは事実。

今はネットの時代で、マスコミでは無く一般人でもカンタンにフェイクニュースを発信できます。

それが拡散され、デマを信じる人がたくさん生まれ、結果として、罪の無い人が理不尽にも叩かれるコトがたくさんあります。

もしかしたら、ボクや、これを読んでいるあなたが、その標的になるかも知れません。

 

大切なのは、写真を証拠として信じないコト。

他の可能性も考えるクセを付けるコト。

自分の身や善良な人々を守るには、そう言うコトが大切なのです。

 

まあ、ぶっちゃけて言えば、写真の改変がカンタンにできたり、写真はオリジナルであっても事実と異なる見出しを付けるコトが可能な世の中で、報道としての写真週刊誌に価値があるとは思えない、と言うのがボクの感想ですね。