非天マザー by B-CHAN

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鬱(うつ)病への誤解

不眠症

 

ボクはかなりの不眠症です。

もう毎日毎日、ホントに寝た気がしません。

眠っていても意識があります。

夢を見ながら、

 

「夢を見ているんだな〜。」

 

と考えつつ、もうすぐ目覚まし時計が鳴ってしまうのを待っている状態です。

ちゃんと眠れないんですね。

と言うか、起きてます。

だから、結局、目覚まし時計が鳴った瞬間、嘔吐です。

そして1日中、フラフラです。

 

生活環境が悪いんですかね。

 

鬱病

 

ところで、不眠症に並ぶ、現代の病気、それが鬱病。 

 

仕事で鬱になる人、多いですよね。

ボクも一時期、そう診断されたことがあります。

 

ここでちょっと話をそらします。

 

人間は、自分が経験しないと、ホントに理解はできない。

 

これを覚えておいてください。

 

震災の大変さは、経験していない人は「想像」することはできますが、実際の強烈な大変さは当事者にしかわかりません。

 

交通事故で子供を亡くした親が、その後、交通安全運動を行うことがよくあります。

それはそんな経験をしたことによって、心境が変わったからです。

それまではそんなことに関心が無かった親でも、激変するのです。

 

それくらい経験の影響は大きいのです。

 

そして、鬱病と言うのは、経験していない人には非常に理解しにくい病気。

 

もっとも誤解されているのは、

 

鬱病は気持ちの問題である。

 

と言うこと。

それは大間違いです。

誤解している人たちや経験が無い人は、鬱病は精神の弱い人がなるモノだと思いがちなんですよね。

これが企業でのパワハラの要因になったりします。

 

はっきり言っておきますが、鬱病は気持ちの問題では無く、病気なんです。

例えば、胃ガンになったら、気持ちではどうしようもありません。気持ちでは治りません。

肺炎になったら、気持ちでは治せません。

それと同じです。

 

胃ガンや肺炎と同じで、鬱病も病気なんです。

だから、鬱病は気持ちでは治せません。

ここが重要なので覚えておいてください。

だから、鬱病の人に、

 

「元気出せよ。」

 

と言っても、それは単なる励ましであって、それで治ることはありません。

治すのには治療が必要です。

 

実際に自分がなってみないと、それに気付きにくいと思いますが、だからこそ、知っておいてください。

あなたの周りに鬱病の人がいたら、気持ちの問題だとして本人を責めないでください。

病気に苦しむ患者なので、他の病気同様に慎重に扱ってくださいね。