治安
日本と言う国は世界でも特に治安の良い国として知られてますよね。
しかしそれは、相対的な話であって絶対的な話では無いです。
あくまでも世界の他の国と比べれば安全と言うだけであって、日本が安全と言うわけでは無いです。
そこを勘違いしないように。
ボクがいつも言っている、相対論と絶対論を混同している人が多いってことです。
その結果、判断を間違えて不幸になる人が多いんですね。
実際、日本でもたくさんの犯罪が起きています。
そんな危険な国である日本で、こんな話題が。
ニュースを見れば来る日も来る日も犯罪。
2015年の日本の刑法犯罪認知件数は約110万件ですよ。
戦後最少なんですが、それでも軽く100万件超え。
日本の人口が1億2千万人ちょっとだとすると、100人に1人が犯罪に遭います。
ざっくりですけどね。確率、高くないですか?
膨大な犯罪数です。
身を守るには、心構えが必要なんです。
以前、ボクの自宅に2人の警察官が来ました。
ボクは永遠の一人暮らしなので、その時も当然、ボクが対応しました。
用件を聞くと、
「世田谷区内にある、それぞれの世帯の状況を把握している。」
とのこと。
例えば、一人暮らしの世帯で、その人が病気で倒れたりした時に、実家に連絡できるように、実家の住所や電話番号などを尋ねている、とのことでした。
なるほど、それは一理ある!
確かに、ボクのような一人暮らしの人間が倒れた時に、身寄りが不明だと、いろんな人が困りますからね。
で、
「はい、わかりました。」
と、ならないのがボクでした。
本物の警察官かどうか
ボクは言いました。
「あなたたち、本物の警察官ですか?」
彼らは頭から足まで全身、警察官の制服でした。
誰がどう見ても警察官です。
しかしボクは疑いました。
すると彼らは、
「はい、これが警察手帳です。」
と、2人とも警察手帳を見せて来たのです。
ボクはすかさず言いました。
「そんなもん、本物かどうか、ボクが判断できるわけないでしょう。」
つまり、玄関先では、彼らが本物の警察官であることは、彼らはできなかったわけです。
警察官の姿をした犯罪者の可能性がある人物に、ボクの実家の連絡先なんて教えられるはずもありません。
ボクは困り、その2人も困りました。
そこでボクは、その2人のフルネームと所属先と年齢を聞きました。
そして、その所属の警察署に電話をして、その2人の警察官が実在しており、実際にそのような活動を行なっているところだと言うことを確認しました。
そこまでして、ようやくボクは信頼して、彼らに情報を渡したのです。
いかがでしょうか。
ボクは異常でしょうか。
しかし、この犯罪大国である日本で、それをやらずに犯罪に巻き込まれたり命を奪われる人が大量に存在するわけです。
目先の見知らぬ人を無条件に信じることと、自分の命、どちらが大切ですか?
もう一度言いますよ。
日本では認知されているだけで刑法犯罪は100万件以上発生してるんです、たったの1年間で。
人生で一度も犯罪に遭わない確率なんて非常に低いと思っておいてください。