リモート
最近、学生さんがリモート授業で困っていると言うニュースを耳にしました。
大学に在学した経験がある人はわかると思いますが、大学って、それぞれの授業がわりと独立しているんですよね。
高校までなら総合的にカリキュラムが組まれていて、3年間でトータルで学ぶべきコトが習得できるようになっています。
でも、大学の授業は選択制。
なので、学生によって習得できる内容が異なります。
同じ4年間を過ごしても、できあがる知識レベルはそれぞれです。
問題なのは、リモート授業。
リモートか否か
1時間目の授業がリモートで2時間目の授業が通常の教室開催。
これって、1時間目の教官と2時間目の教官がまったく連携できないからこその環境です。
このケースの場合、学生は2時間目から登校すれば済むのでしょうか。
違います。
2時間目の授業に間に合うように登校すると、1時間目のリモートを電車の中で受けるコトになってしまうのです。
かなり難しいですよね。
なので、結局1時間目のリモート授業に間に合うように学校に来て、どこかの空いている場所で受けるしかないのです。
何のためのリモート授業なのか。
役所の縦割り行政も同じですが、この話も教官同士の縦割りが問題なんですね。
リモートにするなら、その日の授業すべてがリモートにならないと意味がありません。
となると、それを総合的に考えないと成り立ちませんよね。
学校関係者のみなさん。
そこに気付いているでしょうか。
気付いていないから、このような問題が起こっているわけですが。