判断への考え方
世の中に出回っている変な考え方はたくさんありますが、間違いに気付かない人が多いのが問題です。
例えば。
朝にパンを食べた直後に気を失ったとしましょう。
すると、多くの人は、パンに原因がある、と考えがちです。
断定の前に
でも、実は調べてみたら、原因は前日の夕食で食べたご飯が原因でした。
と言うケース。
つまり、パンを食べた直後に気を失ったのでパンに注意が行ってしまいますが、それは想像に過ぎません。
事実関係はきちんと調査してしかるべきです。
昨今多いのはワクチン問題ですね。
コロナワクチンが打たれ始めてから、若者の死者数が増加している。
この場合も考え方は同じです。
コロナワクチンが原因かも知れませんし、他の原因があるかも知れません。
もしかしたら、新型コロナウイルスが原因かも知れませんね。
つまり、コロナワクチンが打たれ始めてから、若者の死者数が増加していると言うだけで、コロナワクチンが悪、と断定してしまうのは早計だと言うコトです。
それは因果関係では無く、単なる相関関係かも知れませんから。
世の中には、事実関係つまり因果関係の調査無しに、もっともらしい統計値つまり相関関係だけで判断してしまう人が非常に多いのです。
せっかく思考力を持っているんですから、因果関係と相関関係の違いをきちんと理解し、未確認の情報に踊らされないように気を付けましょう。