すごい
日常会話で、
すごい
と言う言葉はよく使われます。
実は、この言葉自体には、大した意味はありません。
いや、言い間違えました。
この言葉だけだと、意味がわかりにくいのです。
すごく速い
例えば、
あの人はすごい
と言われても、どうなのかが、さっぱりわからないですよね。
あの人はすごく背が高い
と言えばわかります。
あの人はすごく記憶力が良い
もわかります。
あの人はすごく面白い
でも良いでしょう。
そうなんです。
すごいを単独で使っても意味がわからないのです。
すごい、では無く、すごく●●、とするコトで意味がわかるのです。
あのクルマはすごい
と言われても、走るのが速いのか、価格が高いのか、装備が豪華なのか、伝わりませんよね。
でも、日常会話においては、■■はすごい、と言う言い方が多用されます。
多用されていると言うコトは、つまり、多くのケースで意味が伝わっていないと言うコトです。
ボクは、なるべくそうならないよう、日常会話でも、このブログでも、心がけています。
■■はすごい、と言わずに、■■はすごく●●、と言うように心がけているのです。
なお、すごい、のもうひとつの問題は以前に書いたので、そちらも読んでみてくださいね。
これも、非常に多いので、ボクはしょっちゅう違和感を感じているのです。