非天マザー by B-CHAN

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歴史と伝統はわりと浅い

歴史と伝統

 

 

ボクは、このブログでも何度も書いて来ましたが、人間も物事も、中身を大切にする人間です。

例えば、伝統があっても中身が劣るようであれば、新しくて中身が優れるモノを選ぶようにします。

伝統があるから必ずしも優れているとは限らないからです。

 

そして、その話をすると必ずと言って良いほど出てくるのが、伝統を守ると言う議論です。

 

 

全てのモノは途中から

 

 

ボクは、基本的には、歴史的なモノや伝統的なモノの重みを重視しません。

理由はカンタンで、どんなに歴史があるモノでも、それは歴史の途中で出てきたモノだからです。

例えば、あるお祭りは1000年の歴史があるとします。

一方でボクが新しいお祭りを考案したとします。

すると、1000年の歴史があるお祭りが重視されがちなんですね。

ボクが考えたばかりの新しいお祭りは軽視されがちです。

でも、よく考えてみてください。

1000年の歴史があるお祭りも、その1年目は、新しいお祭りなのです。

逆に、ボクが考えたお祭りも1000年経てば伝統のお祭りです。

地球の歴史は45億年くらいあり、その中では、どんな伝統や文化も、ごく最近にできたばかりです。

あらゆる伝統文化は、最初から存在したのでは無く、途中で誰かが作ったのです。

そう言う意味では、今、ボクが何かを作るのも変わらないわけですね。

 

歴史があるから、と言うだけで重視するのは、言い換えれば、もしかしたら中身が悪いモノでも歴史の名の下に保護されてしまっているのかも知れないわけです。

 

ボクだったら、例え1000年の歴史があっても、中身が悪いモノはさっさと捨てて、中身のすばらしいモノに置き換えて、それが1000年2000年続く方が良いと考えます。

 

多くの人が歴史の名の下に苦痛を受け続けるよりも、中身を重視して幸福を享受し、それがずっと続く方が良いからですね。

 

そんなわけで、ボクはこれからも、歴史や伝統や既得権に囚われず、中身を重視して物事を判断したいと思います。

 

人を不幸にする伝統よりも、人を幸せにする新参者、です。

捨てる勇気ですね。