非天マザー by B-CHAN

iPhoneの使い方、IT、ビジネス、金融、経済、不動産、保険、音楽、映画、ニュース、自己啓発その他。

ブラック企業の優しさに辞めるかどうするか悩む

サラリーマン

 

このブログを読んでくれている人は、ボクがサラリーマンブロガーであることを知っていると思います。

つまり、サラリーマンとして給料をもらい、一方でブログで収益もあげています。

まあ収益を上げなくてもブログを書いていれば、それでブロガーと言えるんですが、なんとなく世間的にはブログで収益を上げている人のことをブロガーと呼ぶ風潮はありますよね。

 

で、ボクの場合、勤務先の給料、そして、ブログではGoogleアドセンス、Amazonアソシエイト、iTunes、楽天、バリューコマース、A8など、まあいろいろと収入があるわけです。

 

そして、ボクが勤務しているのはいわゆるブラック企業的。

 

www.b-chan.jp

 

www.b-chan.jp

 

www.b-chan.jp

 

単に勤務時間が長いという意味なら、ボクはブラック企業とは呼ばないんです。

なぜなら、かつて銀行員だった時代や不動産ファンドにいた時代なんかは、毎日のように午前様、あるいは朝帰りでしたから。

でもボクは、それはあまり苦にしていませんでした。

仲間がいましたし、スキルアップもできたからです。

1日に2日分働くとスキルアップの早さも2倍なんですよね。だから、1日に2日分のスキルアップをさせてもらいながら高額な給料(なにせ残業代がすごい)をもらえて感謝すらしていました。

 

しかし今の勤務先はちょっと違います。というかかなり違います。

どう違うか、それは先日書いた記事が端的に示しています。

 

www.b-chan.jp

 

要するに、ほとんどの社員が勉強しないんです。

世の中では普通のことを知らない。

「◯◯御中 ◯◯様」

なんてことを30歳以上の中堅クラスが平気で書く。

 

なんていうんですかね。

ボクは別に大企業が優秀で中小企業が劣っているなんて全然思っていません。

だからこそボクも規模に関わらずいろんな企業を渡り歩いているんです。

でも、今の環境って悪循環。

トップ、いわゆる社長が勉強しない。

すると、自分を正当化するために、勉強する人を敵対視する。

例えばボクは様々な資格を受験して取得しています。

しかしそういう姿勢を疑問視するわけですよ。

ボクは以前から言ってるように、資格マニアではなく、知っていることはアウトプットすれば人の役に立つので、そのために日々、鍛錬しているわけです。

それを表面的に見て、単なる資格マニアだと言われると、とても心外なんですよね。

だって、不動産業であるにもかかわらず社長が、

「宅建なんていらねえんだよ、客はペテンにかけりゃいいんだよ。」

なんて平気で言うわけです。

不動産って人生で一番高い買い物でしょ?

だからお客さんは不安なんですよ。

きちんと専門的な知識を持ったプロが誠実かつ正確にアドバイスをしてあげる必要があるわけです。

それこそホントの意味でのプロであり、高品質なサービスなんです。

でも、うちの社長は、自分がそういう専門性が無いために、

  • 靴をピカピカにしろ
  • ビニール傘を持つな

という表面的な部分で社員を注意するんですよ。

そりゃ、営業にはそれも大切なのはわかりますけど、それは表面的なことであって営業の本質では無いんですよね。

 

そんな会社で仕事をしていると、どうしても辞めたくなってきます。

なぜなら、自分の得意なことでは業績が上げられず、逆に表面的なテクニックを持つ人が業績を上げる。

うーん。

企業の業績が上がるのは大切ですが、それってもはや専門性がいらないのでは?

つまり、不動産業である必要は無いですよね。

ボク自身が持つ不動産の専門性は活かせない。

逆に、靴がピカピカで口が達者な人は出世する。不動産じゃなくてもいいわけですよ。

 

だから、辞めたくなるんです。

専門性の無い人たちがボクのようなタイプを日々、口撃するんです。

 

人生って、ただカネを稼ぐために我慢だけをして過ごすべきでしょうか。

やはり、何か有意義なことをして人の役に立ちながら生きるべきじゃ無いでしょうか。

 

ホワイト

 

そう思ったボクは今週、仕事を休みました。医者の診断書ももらいました。

そうです。うつ病です。

 

ホントにうつかどうかは自分ではわかりません。

でも考える時間が欲しいんです。

 

会社には通院のことと診断書の話をしました。

やはりボクはこのまま辞めるんだろうな。

辞めたらどうしよう。

このままブロガーとしてパワーアップして、その稼ぎで生きていくか。

それともボクがこれまで培った不動産や金融のスキルを活かせる会社を探して、またサラリーマンになるか。

薬を飲み、眠り、悩み、薬を飲み、眠り、悩みました。

 

自宅でそうしていると、電話が鳴りました。

仕事用の携帯電話です。

 

「近くまで来たから家に寄るよ〜。」

 

ボクは驚きました。

来たのは2名。

同僚です。

同僚といっても歳は違うんですけどね。同じ世代の人とと若い人。

二人とも会社では口が悪いんですよ。

そんな二人がボクの自宅にやって来て、

 

「なんだかんだ言っても健康が一番大事だからさ。必要なら1ヶ月くらい休む手続きしてもいいんだよ。」

 

意外な言葉ですが、一方で意外でも無かったんです。

結局ね、ブラックな部分があるブラック企業ですが、まともな部分があるホワイト企業でもあるんです。

企業って人が集まってできているじゃないですか。

なので、ひとつの人格としてブラック企業なんてありえないんですよね。

同じ企業の中でもブラックな人、ホワイトな人がいるわけです。

 

で、ボクはブラックな環境の中のホワイトな人たちに触れているわけです。

 

だから悩むんです。

もしかしたら、厳しいのは今だけかもしれない。

ボクは今の会社には去年入ったばかりです。

そりゃ、社会人としてはベテランですが、今の会社についてはまだまだ知らないことも多い。

 

世の中にはブラック企業に悩む人がたくさんいますよね。

悩みすぎて命まで絶つ人がいる。

でもね、命なんて絶たなくていい。

その前に休んでみればいいんですよ。

確かに他の人に一時的には迷惑をかけますよ、そりゃ。

でも、人間なんて絶対に必要なモノでも無いんです。

 

今の総理大臣が急にいなくなったからといって日本は滅亡しません。

普通に日常が過ぎるだけです。

 

そう考えたら気楽じゃ無いですか?

あなたなんて急にいなくなっても大した問題じゃ無いんです。

だからブラック企業でしんどいなと思ったら遠慮なく休めばいい。

それはあなたが悪いのではなく、ブラックな環境が悪いんだから。

 

もちろん辞めるかどうかとは別問題。

自分の人生だから。

やりたい道を行けばいい。

 

ただ、目の前の道が行きたく無い道であったとしても、そこで人生を終わる必要なんて全然無いってことです。

他の道が無数にあるんですよ。

 

ボクもまだまだ悩みますよ。

どの道を行くか。