逮捕
タレントが逮捕されると、その人の関連作品を撤去する動きが見られます。
ミュージシャンなら音楽CDの撤去。
俳優なら、出演映画やテレビ番組の上映・放映の見送り。
意味がわかりません。
そもそも論ですが、逮捕は逮捕であって、有罪ではありません。
逮捕されて、裁判の結果、無罪と言うコトもあるのです。
容疑者、被告人と犯人とは別です。
逮捕されただけなのに、無罪かも知れないのに、それだけで作品を撤去。
意味あります?
有罪でも
では仮に裁判が行われて有罪となったとしましょう。
それと作品の撤去の必然性も良くわかりません。
大麻所持で逮捕されたら作品撤去ですか?
では、スピード違反は?
スピード違反で逮捕されるコトは少ないですよね?
あれって罪が軽いからじゃ無いんですよ。
交通違反ってあまりにも件数が多いので、いちいち逮捕していたら警察の手が回らないんですよ。
なので、点数制度にして罰則を与えているのです。
決して罪が軽いわけでは無いんです。
考えてもみてくださいよ。
大麻所持とスピード違反。
他人の命を奪うのは後者ですよ。
殺人未遂と同じくらい罪が重いのです。
でも、タレントがスピード違反で点数を減らされたくらいでは作品撤去しないでしょ。
おかしいですよね。
大麻所持で作品撤去。
なのに、それよりずっと罪深いスピード違反なら撤去しない。
違法行為は法によって刑罰が加えられます。
それ以外のの私的なペナルティはある意味、リンチと同じなんですよ。
法以上の刑罰を私的に加えるわけですから。
歴史上の人物でも、有罪になった人はたくさんいます。
そう言う人たちの著書や音楽作品が数多く歴史に残っていますよ。
それは良いんですか?
矛盾してませんか?
作品撤去する人たち。