非天マザー by B-CHAN

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ボクが米国株投資を行う理由

年金問題

 

 

みなさん、ご存知の通り、日本の年金制度はヤバいです。

理由はカンタンで、日本の年金が賦課方式だからです。

若い頃にコツコツと積み立てたおカネを老後に受け取って行く方式を積立方式と言いますが、そうでは無いのです。

現役世代が高齢者世代に支払っているのです。これが賦課方式です。

今、80歳のあなたが受け取っている年金は、ボクたち現役世代が払っているのです。

少子高齢化によって、若い世代ほど人口が少なくなっていますよね。

つまり、少ない人たちが多い人たちの年金を負担している状態です。

高齢者よりも若い世代の方がずっと苦しいわけです。

そして今後、さらに人口が減ります。

いずれ、支えきれなくなるのは当然ですよね。

現役世代2人で高齢者1人を支える計算です。

考えてもみてくださいよ。

2人で知らない赤の他人を1人、養わなきゃならないんですよ。

無理でしょ?

 

そうです。

無理なんです。

政府は安心だと言いますが、そんなわけありません。

 

と言うわけで、解決策はただひとつ。

人口減少を食い止めるだけです。

 

でも、政府はそう言う政策を何も行いませんし、日本は子育てに冷たい社会ですよね。

つまり、日本人は自ら、年金制度が破綻するような社会を作って、自分で自分のクビを絞めているわけです。

近所に保育所を作るなとか、子供の虐待とか、子供の泣き声がうるさいとか。

そんな人たちはみんな、自分の年金を減らす手伝いをしているわけです。

 

愚かですよね。

 

で、仕方が無いので、自己防衛。

自分で、年金代わりの財産を作るしかありません。

 

 

投資の本質

 

 

サラリーマンは給料の額が決まっています。

どんなに出世しても、来月から倍増するコトはありません。

ごく一部の人が社長になりますが、それでも大半の会社では大した収入にはなりません。

もっと稼ぎを増やすには、起業するしかありません。

でも、起業って難しいですよね。

起業と言うのは、何かに投資するコトです。

例えばおカネを出して工場を建てて製品を作って売って儲ける。

おカネを出して店を構えて何かを売って儲ける。

起業は投資。

それを自分で行うのが起業家です。

そうやって、自分の会社を大きくして株の価値を上げて、自分が持つ株の価格を上げて財産を築くわけですね。

起業家は、会社からの報酬よりも、株で資産形成をするのです。

 

でも、よく考えたら、投資であるなら、自分で実業をやる必要は無いわけです。

おカネを出して誰かに事業をやってもらえばいいのです。

それが株式投資です。

 

要は、起業家は自分で事業をやって株価を上げて資産形成する。

投資家は事業を誰かに任せて株価を上げてもらって資産形成する。

 

実業を自分でやるか他人がやるかの違いだけなんです。

 

起業も株式投資も、どちらも事業投資なんです。

 

自分が実業に向いていないのなら、得意な人に任せれば良いんです。

わかりますか?

株式投資と起業は本質は同じなのです。

 

で、ボクは株式投資を積極的に行っています。

 

大半は米国株です。

なぜ米国株なのか。

 

NYダウの長期チャートを見てください。

 

pwalker.heteml.jp

 

1900年〜現在、と言うリンクを押してみてください。

こう言うグラフが現れます。 

これが100年ほどのNYダウ平均のチャートです。

https://stockcharts.com/freecharts/historical/img/100-100.png

 

 

日本の株価と違って、米国の株価は、この100年間、右肩上がりです。

途中で落ち込むコトはありますが、基本的にずっと上昇しています。

 

必ず儲かる話はありません。

この先、もしかしたら、米国株は100年間、下がり続けるのかも知れません。

それは誰にもわかりません。

なので、あくまでも可能性なのです。

そのためには材料が必要です。

 

目的は年金代わりの資産形成が目的なので、あと30年か40年だけで良いのです。

すると、人口減少が続く日本は、今後も市場が縮小していきますが、アメリカはあと50年くらいは人口が増加します。

既得権益がはびこって革新が起こりにくい日本と違って、アメリカはドライな国です。

株価を上げるコトに積極的です。

投資の文化、起業の文化が強いんです。

日本はどちらかと言えば、株主より従業員を大切にする国。

言い換えれば、株価を上げにくい国です。

しかも市場縮小。

 

短期の話をしているのではありません。

この先、30年、40年の話です。

ボクはおそらく、日本のGDPは、世界の中で、順位をさらに下げると予想しています。

それは願望では無いですが、残念ながら、確率は高そうです。

 

アメリカは、コストのためには、従業員をクビにする国です。

つまり、利益を出しやすいのです。

それは株価の上昇につながります。

GAFAのような巨大企業が世界を支配し、人口が増え、株主ファースト。

 

さらに、日本は国の財政の懸念があります。

高齢者の比率が上がれば、社会福祉コストも増大します。

ますます財政赤字が膨らむと予想するのが自然です。

じわじわと日本のチカラが弱まる、つまり、日本円と言う通貨の価値も弱まると予想します。

繰り返し言いますが、今すぐでは無いですよ。

30年40年の話です。

円安になれば、ドル高。つまり、米国株の価値は、為替の点でも上昇するわけです。

 

そんなふうに、材料を揃えれば、ボクは、あと30年40年くらいは、米国株は上昇すると予想してしまうんですよね。

 

だから、ボクは、米国で起業=投資。

ただし、自分が実業をするのでは無く、経営者に任せる形、すなわち株式投資を行うのです。

おカネを出して事業投資を任せるのです。

 

スマホ時代の今、米国株はカンタンに買えるようになっています。

気になる人は調べてみてください。

一手間かかりますが、その一手間があなたの将来を決めるかも知れません。