ぼったくり
日本は資本主義経済なので、価格の決定なんて自由で良いのです。
高額な商品やサービスを見ると、
ぼったくりだ!
と非難する人がいますが、そう思うなら、購入しなければ良いのです。
それも自由なんですから。
価格
例えば、おにぎり1個を1万円で販売するのも自由。
はたして、ぼったくりでしょうか。
考えてみてください。
価格は、上がれば上がるほど、売れにくくなるんです。
1万円に設定した結果、1個しか売れなかったとしましょう。
売り手の収入は1万円ですよ。
一方、100円に設定したおにぎりが1万個売れたとします。
売り手の収入は100万円です。
前者の利益率は90%だとしても、儲けは9000円。
後者の利益率が10%しか無いとしても、儲けは10万円。
ね。
前者は、全然儲かっていないのです。
ぼったくりどころでは無いんですよ。
値付けが高いからぼったくり、と言う人は、目先の現象しか見ていません。
視野が狭いのです。
たまに、東京の銀座の駐車料金が短時間で数千円もすると言って文句を言っている人がいます。
でも、その場所に停める利便性に対する需要と供給の結果の価格なんですよ。
考えてみてください。
例えばダイヤモンド。
何の利便性も無いただの石ころなのに、数百万円とか数千万円するコトもあります。
なぜ、そっちには文句を言わないんでしょうね。
やっているコトがちぐはぐです。