おカネを増やす方法
おカネを増やすにはおカネを増やすための行動が必要です。
貯金もそのひとつなんですが、それだけではおカネは増えません。
例えば、毎月5万円ずつ貯金すれば、年間で60万円、10年間で600万円貯まります。
それに少しの利息も付くでしょう。
しかしそれは、コツコツと積み立てたおカネが貯まっただけであり、増えたわけでは無いんですね。
600万円を700万円や800万円に「増やす」のなら、貯金だけでは不可能です。
増やすための行動が必要です。
その増やすための行動が投資ですね。
何に投資するか。
株式か。
不動産か。
あるいは何らかの事業をするか。
株式を買うのは他人の事業に投資することであり、何らかの事業をするのは自分の事業に投資することです。
自分にそのチカラがあると思えば自分の事業に投資すればいいし、そのチカラが無いと思えば、他人に任せる、つまり株式を買えばいいんですね。
あるいは金投資もあります。
ボクもやっています。
金は単に値上がり値下がりに期待するだけなので、厳密には投資とは言い難いかもしれませんね。
そう言う意味では外貨投資も同じです。
語弊があるとは思うんですが、金や外貨投資は、競馬や宝くじに近い部分があります。
金や外貨や競馬や宝くじは、上がっても下がっても当たっても外れても儲かる人がいるギャンブル的な要素があるんですが、株だけは、当事者全員が上がることを目指している(空売りする人以外は)ので、そう言う点で違うんですよね。
ところで、日本人の多くは日本の会社の株式に投資しますが、実はそのことに何の意味もありません。
株を買うと言うことは、当然ですが、株の値上がり(キャピタルゲイン)を期待するわけですが、その目線で言うなら、日本の株式が有利であると言う根拠はまったくありません。
ご存知の通り、アメリカの企業の方が経営者は株価コンシャス、株主コンシャスです。日本の経営者は、グローバル化が進んだとは言え、まだまだ家族主義と言うか、株の持ち合いも多いですし、株価は安定的なんですよね。
だから、株の値上がりを期待して株を買うのに、日本株ばかりを選ぶのは、行動としては損なわけです。
ボクは外国株を選びやすいマネックス証券に口座を持っています。
また、それとは別に、以前に紹介した、One Tap BUYも使っています。
One Tap BUYには現在、アメリカの30銘柄が登録されていますが、ボクはその全銘柄に投資中です。
One Tap BUYを始めてから、まだ半年程度ですが、なかなかの高パフォーマンスをあげていて、そこはさすがにアメリカ株です。
為替の影響
外国株を買うときには日本株と違って、為替の影響があります。
為替で損するからイヤだ!
と言う人がいるんですが、意味がわかりません。
為替で損するかどうかは50%の確率ですよね。
逆もあります。
為替で得するパターンです。
株価が上がるか下がるか。
為替が上がるか下がるか。
ベストなのは、株価が上がって、さらに為替が上がって二重で儲かるパターン。
ワーストなのは、株価が下がって、さらに為替が下がって二重で損するパターン。
それだけですよね。
そんなの誰にも予想できません。
先日も書きましたが、リターンを得るためには絶対にリスクをとる必要があるんです。
元本を減らしたく無いなら貯金しておけばいいんですが、それは裏返して言えば、絶対に増えないことを意味します。
絶対に増えないと言うことはインフレにも対応できない。
つまり、この世に絶対に安全は無いんです。
どうせ安全が無いのなら、増えるチャンスをみすみす捨てるよりも、リスクをとってリターンを得る。
そして、そのリターンを得やすい方法として、日本株と言う無意味な制限を捨てる。
いかがでしょうか。