ICOCA
ボクは今は関東に住んでいるので、メインの交通系電子マネーはSuicaですが、関西の実家に帰省すると、ICOCAのエリアになります。
まあ今では互換性があるので、どちらを持ってもほとんど同じですが。
Suicaユーザーのボクが名古屋や関西でコンビニなんかで支払うときに、いつも迷うんですよ、言い方を。
地元での言い方に合わせるべきか、それとも気にせず、
「Suicaで。」
と言うべきか。
名古屋では、
「manacaで。」
関西では、
「ICOCAで。」
と言った方がわかりやすいんですが、ボクはSuicaユーザーなので、ウソをついているような気分なんですよね。
なので、
「交通系で。」
と言うことが多いんですが、そうすると、名古屋の店の店員さんは、
「はい、manacaですね。」
と確認するので、ボクも結局、
「は、はい。」
と言ってしまうんです。
「違います、Suicaです。」
と正直に言う意味も無いですしね。
チャージ
そんな気の弱い正直者のボクが思うのが電子マネーのチャージ。
帰省すると、両親はICOCAのカードを持っていて時代の最先端の気分。
ところが、ICOCAの残高が減って来ると、駅にあるチャージ機で現金でチャージするわけです。
両親はボクに、
「あんたもICOCA、貸してあげようか。」
なんて言うんですが、ボクはさらに最先端のiPhoneのApple PayのモバイルSuicaです。
もちろんクレジットカードと連携しているので、オートチャージ。
と言うか、そもそもおサイフケータイなんて10年以上前から使ってましたし。
電子マネーって本来、キャッシュレスが目的なんですよ。
それが本質的概念。
だからボクにしてみれば、オートチャージじゃないと電子マネーの意味が無いわけです。
残高が減るたびに現金でチャージする。
これって、むしろ、現金の扱いに関して手間が増えてますよね。
現金をATMから下ろして持ち歩き、それをわざわざICOCAと言うカードにチャージしてから、そのカードで支払ってるわけです。
1回の決済に限れば、かえって不便です。
だったら、現金で払えばいいんですから。
全然キャッシュレスじゃない。
で、ボクは、オートチャージの仕組みについて、尋ねられるわけです。
なので、クレジットカードと紐付いていることを説明するわけです。
すると、
「クレジットカードなんて下手に使うと危ないでしょ。」
と言う。
もう日本は完全に遅れてます。
ボクは日常の買い物の90%以上が電子マネー決済。
いつもiPhoneをかざすだけ。
年会費無料のクレジットカードを活用すれば、利用明細は家計簿代わりになって支出管理はしやすいし、マネーフォワードのような家計簿アプリとも連携しやすいし、無金利で支払いの繰り延べはできるし、ポイントは貯まるしで、ファイナンス的にはメリットだらけ。
使わない理由が無いんです。
そこからいちいち説明しなきゃならない。
世界でも遅れている日本のキャッシュレス社会化はまだまだ時間がかかりそうですね。