サブスクリプションの普及
定期購入であるサブスクリプションは、この数年で一般化しました。
たぶん、Spotifyのような音楽ストリーミングが普及を後押ししたんだと思います。
それまでは、音楽は1曲1曲もしくはアルバムを買い切るのが常識でした。
自宅に数百枚もの音楽CDを持っている人もいるでしょう。
そこで見られるのは、所有そのものへの喜び。
実はボクは所有には興味は無いんですが、所有が好きな人は、音楽を聞くコトよりも、音楽CDをたくさん所有するコトに喜びを見出すところもあるようです。
人によりますが。
ボクは以前から書いていますが、断捨離によって、所有物は減りました。
AmazonのKindleが登場したおかげで、紙の書籍をほぼすべて手放した一方で、読書量は飛躍的に増えました。
現在はKindle Unlimitedで大量の書籍を読み放題の状態にしています。
昔からサブスクリプションに近い
と言っても、このブログを読んでいる人なら、ボクの考え方がわかるかも知れません。
ボクは昔から、サブスクリプションに近い考え方です。
モノを買うときには、月額で考えるのです。
例えば、20万円のモノを買うときに考えるのは、それをどれくらいの期間使うかです。
5年間使うとしましょう。
60ヶ月ですね。
200,000円 ÷ 60ヶ月 = 約3,333円
です。
つまり、月額3,333円のサブスクリプションに加入する感じです。
もし、同等のモノが月額3,333円未満でサブスクリプションできるのなら、買う必要は無いわけです。
サブスクリプションの方が安いわけですから。
ただし、将来、売却するつもりならリセールバリューも考えます。
iPhoneなら高く売れるので、それも計算に入れれば良いのです。
ボクも過去に何度も書いて来ましたね。
20万円で買っても10万円で売れるのなら実質負担は10万円。
すると上記の月額は1,667円に下がるわけです。
サブスクリプションが1,667円未満で無い限り、購入を決断できるわけです。
いずれにせよ、それをどれくらいの期間使うか。
それが、購入価格決定の判断根拠なのです。
目先の金額が高いかどうかは関係無いのです。
かつて、縦型洗濯機を持っていて、ドラム式洗濯機を買うときに、その価格の高さに驚きましたが、使う期間を考えると、月額はそんなに高くないコトに気付きました。
むしろ、その利便性によって浮く時間を考えれば、トクですらあったのです。
例えば、月に1,000円分高いとしても、ドラム式洗濯機のおかげで浮く時間が月に1,000円分以上の価値があるなら、割安なわけです。
モノを買う時の考え方。
それは目先の価格よりも、使用期間と月額。
そうするコトで判断しやすくなるのです。
あるいは判断を誤りにくくなるのです。