副業、投資
昭和時代や平成時代から令和時代になって、副業と言うキーワード、投資と言うキーワードが一般化しました。
ボクは、副業(と言うか複業)も投資も長期に渡って行っており、どちらも大きく役立っているので、今後も続けていこうと思っていますが、最近になって影響を受けている人には、ちょっとハードルが高いかも知れません。
実際、複業や投資に手を出して損失を出したりトラブルに巻き込まれる人も少なくないようです。
副業も投資も、それ自体は良いコトですが、やり方や考え方を間違えると、デメリットがメリットを上回ってしまいます。
確実性
いつの世も、実に多いのが、
- 確実に儲かる副業
- 確実に儲かる投資
と言う甘い言葉です。
これ、思考力がある人なら、そのおかしさに気付くんですが、世の中には思考力が弱い人もいるので、引っかかる人が少なからず存在するのです。
すごく当たり前のコトですが、確実に儲かるのなら、他人を勧誘せずに、自分でやるハズ。
それをやらない時点で、確実では無いと言うコトに気付くのです。
わざわざ他人にさせるのは、本人はリスクを負いたくないからですね。
例えば、ボクは、証券会社を通じて株式投資を行っています。
もし、確実に儲かる株が存在するのなら、証券会社はボクに株式投資をさせる必要はありません。
証券会社が自社で投資すれば良いわけですから。
でも実際は、証券会社は仲介するだけであり、投資をするのはボクです。
つまり、リスクを負うのはボクなのです。
証券会社は、ボクが儲かっても儲からなくても、株式の売買を行うだけで、手数料を取ります。
証券会社はそうやって、株式の値上がり値下がりリスクを回避します。
株式の値上がり値下がりリスクを受け入れるのはあくまでもボク。
では、なぜボクはそのリスクを受け入れるのでしょうか。
それは、リスクの大きさとリターンの大きさが連動するからです。
- ハイリスク・ハイリターン
- ローリスク・ローリターン
この言葉を聞いたコトがある人は多いと思いますが、実際に理解しているでしょうか。
もし、大きく稼げる副業や投資があるとしたら、リスクも大きいと言うコトです。
ボクはそれを理解した上で、株式投資を積極的に行っているわけです。
大きなリスクを承知で株式投資をしているので、大きなリターンを得られているわけです。
もちろん、この先、大きな損失を出すかも知れません。
確実に儲かると言う言葉は、その原則から言えば、確実に損すると言う意味を含んでいるわけです。
- ハイリスク・ハイリターン
- ローリスク・ローリターン
- 100%リスク・100%リターン
と考えればわかりやすいですか。
もちろん、それは極論ですが、あえて書きました。
そんな中で、わりと確実にリターンを得られる方法があります。
それは、会社員やアルバイトとして働くコトです。
会社員やアルバイトは経営者では無いため、経営リスクを負いません。
働けば、ほぼ確実に給料を得るコトができますよね。
その代わり、せいぜい月に数十万円程度。
ローリスクであり、ローリターンです。
もし、もっと欲しいのなら、よりリスクの高い行動を採れば良いのです。
起業するとか、投資するとか。
起業も広義の投資なので同じ意味ですけどね。
確実に儲かると言われてトラブルになって、相手を責めるコトはできても、それで得られるモノは少なく、時間がもったいないだけです。
確実に儲かるかどうかでは無く、大きく儲かるかどうかで判断すれば良いと思います。
大きく儲けたければ、大きなリスクの行為を行えば良いのです。
もちろん自己責任で。
逆に言えば、安全に安全に生きている人は、損はしませんが、そんなにトクもしないってコトです。
どちらも間違いでは無いので、各自が自分で選べば良いです。
繰り返しますが、ローリスクで大きく儲かるコトは無いので、そんな話が来たら、スルーするコトをオススメします。
もちろん飛びつくのも自由ですが。