人間は自然を破壊している
このブログはボクのブログなので、ボクが好き勝手に書きます。
新型iPhoneが発表されました、なんてコトもたまには書きますが、そんな「ニュース」は数多くの人が書いているので、ボクがここで書いてもほとんど意味が無いですし。
それよりも、ボクが世の中に対している疑問を書いたほうがオリジナリティがありますしね。
たびたび書いているんですが、ボクは感情論を抜きにして、なるべくロジカルに書こうと心がけています。
例えば、ボクは犬が好きだ。だから犬派の人は良い人で猫派の人は悪い。
なんてのは、ただの感情論であり、何の説得力もありません。
それは理論ではなく好みの話だからです。
そうじゃなくて、なぜそう思うのか、と言う「理由」をきちんと説明できるコトを意識しています。
今回は、人工物による自然破壊について、です。
ビーバーの工作
人間が自然破壊をしているコトに異を唱える人は少ないでしょう。
あとは程度の問題です。
グレタさんのように警鐘を鳴らす人もたくさんいますし、文明を受け入れ、その利便性を享受する人もたくさんいます。
自動車や家電製品、建築物などが大量に作られる過程で、有害な廃棄物も出ます。
また、製品の使用や廃棄自体が自然を破壊しているとも言えます。
ここからはボクの疑問です。
そもそも、人間も自然界の生物の一種です。
その、自然界の生物が生み出すモノは自然界のモノでは無いのでしょうか?
例えば、自然界の生物である人間が生み出した自動車は自然界のモノでは無いですか?
文明が進むほど、人間が生み出すモノは複雑化します。
昔は、農耕にも鋤(すき)や鍬(くわ)が使われていました。
今はトラクターが使われます。
鋤や鍬もトラクターも、人間が生み出した文明の利器ですよね。
昔は、馬車、今は自動車。
馬車も自動車も、人間が生み出した文明の利器。
では、鋤や鍬や馬車は良くて、トラクターや自動車は自然破壊なのか。
例えば、ビーバーと言う動物は、木の枝などを寄せ集めて、ダムを建設します。
ビーバーが建設するダムは良くて、人間が建設するダムはダメなのか。
人間のダムを自然破壊と呼ぶなら、ビーバーのダムも自然破壊なんですよね。
そもそも人間が生み出す工業製品は、すべて、自然界に存在する物質を使って生み出されます。
自然界の生物である人間が、自然界に存在する材料で生み出す。
これって自然の産物では無いんでしょうか?
ボクはこの疑問に対して、肯定的でも否定的でもありません。
ただ、ビーバーのダムや鳥の巣が自然界の産物であるのなら、人間の製品もまた自然界の産物であると言うロジックが通ってしまうのでは無いかと思えるんですよね。
このロジックを、別のロジックで崩せる人がいたら、ぜひお返事ください。
単に自然が好きとか工業製品が好きとか、そう言った感情論は抜きで。