非天マザー by B-CHAN

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折りたたみスマートフォンは外側に画面がある方がいいね

画面の進化

 

 

画面の進化って着実に進んでいますね、ゆっくりと。

ボクが幼い頃、世間にはまだわずかに白黒テレビが残っていました。

今のテレビしか知らない若い人には実感が無いでしょうけど、テレビって、分厚いモノだったんですよ。

とにかく奥行きが長い。

で、画面も曲面。

白黒。

で、ボクが子供の頃に自宅にあったのはカラーテレビでした。

白黒テレビが終わる時代だったんですね。

でも画面は曲面。

ところがボクの自宅にあったのはソニーのトリニトロンでした。

トリニトロンと言うのは他社のブラウン管と違って垂直方向はまっすぐだったんです。

他社のテレビは、ボールの一部分を切り取ったような曲面の画面。

トリニトロンは、下敷きを軽く曲げたような曲面。

わかりますかね?

その後、ブラウン管もフラット画面開発競争が進み、ブラウン管の時代が終わる頃には、ほとんどのテレビ画面は平らでした。

あいかわらず奥行きは長かったんですが。

それに置き換わったのが液晶テレビ。

液晶自体は昔からあったんですが、テレビにできるほどの大画面の液晶はわりと最近なんですよね。

その液晶に対抗すべく登場したのがプラズマテレビ。

一時は世の中が真っ二つに分かれるくらいプラズマテレビが一般化しましたが、やがて液晶の進化が勝ち、プラズマテレビは消えてしまいました。

長く、表示画面の王様として君臨した液晶ですが、その後、有機EL画面がジワジワと増えてきています。

ただ、液晶は価格も安く、さらに進化を続け、気が付けば、角が丸いのも当たり前、曲面も当たり前になっていますね。

かつて、あれほど、フラット画面を目指した世界が、ここにきて、また曲面回帰と言いますか。

折り曲げられる画面も何度も試作品のニュースが流れました。

そして、ついに。

 

 

折りたたみスマートフォン

 

 

いや、2画面のスマートフォンはすでに存在するんです。

2画面なので、折りたためるんですが、広げると、画面と画面の間に余白が。

 

でも、ついに、Samsungが発表しましたね。

 

www.gizmodo.jp

 

 

いやあ、すばらしいです。

Galaxy Foldは画面を内側に折りたたむタイプです。

そうすると、折りたたんでしまえば画面が見えないので、裏にもう1画面。

この、もう1画面がちょっと小さいんですね。

まあ第1号機なので、今後、もっと進化するんでしょう。

 

そう思っていると、話題のHUAWEIが発表しました。HUAWEI Mate Xです。

 

rocketnews24.com

 

 

Galaxy Foldとは逆で、画面を外側にして折りたたむタイプです。

これなら、もう1画面を用意する必要はありませんね。

まったくもう、折り目の部分がどうなっているのやら、早く見てみたいです。

それと、このHUAWEI Mate Xの良い点は、折りたたんだ状態で裏面(?)にカメラが存在するトコロですよ。

表と裏の両方に画面があるおかげで、カメラは表裏に必要無くなりました。

従来のスマホなら、表と裏の両方にカメラが無いと自撮りできないでしょ。

でも、HUAWEI Mate Xなら、自撮りをするには本体を裏返すだけ。

なにせ、裏にも画面があるんですから。

当然、自撮り側のカメラの性能が劣る、なんてありがちな話も吹き飛ばします。

 

いやあ、このアイデアは秀逸。

 

29万円もするので、おいそれとは買えませんが、今後は、この形が人気になりそう。

ボクも欲しいですよ。

スマホの小さな画面で苦労しながら読書したくないから、タブレットも持ち歩く。

その生活から、おさらばできるわけです。

 

はてさて、Appleは追随するんでしょうか。