1週間
米中の貿易戦争で制裁を受けた中国企業ファーウェイ。
わずか1週間で、ファーウェイのスマートフォンの販売台数シェアが大きく落ち込んだようです。
Googleがアプリケーションの提供を停止すると、Googleのサービスに依存するAndroidスマートフォンとしては致命傷に近いです。
世の中のスマートフォンはAppleのiPhone以外はほぼすべてAndroid。
ユーザーの選択肢としては、iPhoneかAndroidかになります。
幸いにも、Androidスマートフォンメーカーはファーウェイ以外にもたくさん存在し、ファーウェイが使えなくなっても、乗り換えれば済みます。
シェアの変化
そう書いてみましたが、上記の記事で、販売台数のシェアの変化を見てみましょう。
ファーウェイは約15%から5%へ。10%ほど低下しています。
では、その分を獲得したのはどのメーカーか。
それは、サムスンがおよそ1%、そして、Appleが9%です。
ソニー、シャープ、ASUSはシェアを下げています。
結局、Appleがファーウェイのシェアを獲ってしまった形ですね。
AndroidからAndroidへのシェアの移転では無く、AndroidからiPhoneへの移転。
これがちょっと面白いな、と。
ファーウェイは中国メーカーであり、日本と中国も何かと摩擦の多い関係です。
そんな中で、ファーウェイの減少分が、ソニーやシャープに還元されなかったのは興味深いです。
日本のスマホでは無く、アメリカのスマホへ。
とりあえず第1弾としては、トランプ大統領の思惑通りってトコロでしょうか。