音源分離
今回は、とても楽しい音源分離アプリを紹介します。
音源分離と言う言葉を使いましたが、音楽的には、ミキサーと呼ぶのが一般的かも知れません。
要するに、音楽を再生しながら、
- ボーカルだけ
- ドラムだけ
- ベースだけ
- その他だけ
を鳴らすコトができるアプリです。
普通、ミキサーと言うのは、ボーカルパート、ドラムパート、ベースパートなどが、別々のチャンネルになっていて、それぞれを音量調整するコトで好きなパートだけを鳴らせます。
ところが、このアプリが便利なのは、MP3などの一般的な音楽ファイル(つまりパートが分離していないファイル)を解析して、分離してくれるトコロなんですよ。
実際にやってみましょう。
分離してみる
まず、iPhone内から楽曲を読み込みます。もちろんiPhone内に音楽を入れておく必要があります。
読み込んだら、ハサミの形のボタンを押します。
解析中なので、しばらく待ちましょう。だいたい数十秒で終わります。
解析が終わったら再生ボタンを押します。この状態では普通に再生されます。
ここで、例えば、ボーカルのスライダーだけを上げて、他を下げます。
すると見事に音楽が消えて、ボーカルだけになります。
左端の、ソースと言うのは、元の曲です。
それぞれ、ドラム、ベース、その他、など好きなスライダーを動かして変化を確認してみてください。
ソースとボーカルだけを下げて他を上げれば、カラオケになります。
カラオケの練習にピッタリ。
逆に、上図のようにボーカルだけにすれば、楽器演奏の練習になりますね。
無料版では1分半までの制限がありますが、課金すればフルで再生できたり、ボーカルだけを保存できたりします。
とりあえず、操作がカンタンで、効果がわかりやすく面白いアプリなので、試してみてください。