QRコード
15年くらい前から、電子マネーは存在しました。
Suicaが代表的ですよね。
電子マネーで買い物をするのに最大の障壁は、インフラですよね。
店舗に、Suicaなどを読み取る装置が必要です。
それを導入するコストが高いので、導入できるのはコンビニなど大手企業のみ。
大半の街の商店は導入したくても導入できなかったわけです。
そこに最近登場したQRコード決済。
QRコード決済の場合、店舗にある読み取り装置で、お客さんのスマホ画面をスキャンする方式とは別に、お客さんのスマホで、店舗にあるQRコードを読み取る方式も選べます。
後者なら、店舗には、QRコードを印刷した紙を設置するだけで済みます。
なので導入コストが安く、またたく間に全国の小さな商店にまで普及しました。
QRコードのデメリット
ただし、Suicaなどはタッチするだけで買い物できますが、QRコードの場合、スキャン作業が発生します。
なので、レジでの支払いの際に、お客さんのQRコード決済アプリを操作する必要があります。
要は、ホントは、タッチ式の方が便利なのに、導入コストが安いQRコード式が普及し、その代わりに、お客さんの手間は増えているわけです。
まあそれでも、現金のやり取りよりはラクですが。
そこに朗報が。
NFCタグを使って支払うシステムの開発です。
NFCタグとは小さなチップで、Suicaなどをスキャンする装置を店に導入するよりも圧倒的に安く導入できるはずです。
紙にQRコードを印刷するほど安くは無いかも知れませんが、それでも店舗側は、NFCタグを内蔵した安いスタンドを置いておくだけ。
それをお客さんがスマホでタッチするだけ。
つまり、
- 店側の導入コストが安い
- お客さんの操作がラク
と言う、良いトコロ取りなんですよね。
もし、これが実用化されれば、少なくとも、店舗レジにおける、Suica方式やQRコード方式は一掃される可能性がありますよね。
そんなわけで、少しでも早く、これが実用化されるコトを願います。