パソコンにバックアップ
iPhoneのOSをアップデートするときなどに、iPhoneのバックアップを取ります。
バックアップは、
- iCloud
- PC
のいずれかに保存します。
iCloudの場合、無料で提供されるのは5GBしか無いため、iPhone全体のバックアップは保存できません。
なので、iCloudにバックアップする際は、ユーザーのプライベートなデータが保存され、アプリ本体などは保存されないわけです。
アプリ本体はApp Storeからダウンロードできますからね。
そうやって、保存容量を小さくするのです。
一方、PCにバックアップする際は、iPhoneを丸ごと保存します。
と、ボクは思っていました。
ボクは2009年からiPhoneを使っていますが、少なくともそう思っていました。
パソコンへのバックアップ容量
ところが、最近のiPhoneのストレージ容量は大きすぎるのです。
ボクが使っている、iPhone 12 Pro Maxは512GBもあります。
そして、ボクが使っているiMacのSSD容量は、やはり512GB。
と言うコトは、iPhoneをMacにバックアップするには、容量が足りません。
なので、最近のボクは、バックアップを取らないと言う危険な生活をしていました。
あきらめていたのです。
しかし、iOS16のベータ版を使うにあたり、やはりバックアップを取っておこうと試しました。
ボクのiPhoneの状態はこれ。
上の方に表示されているとおり、iPhoneの空き領域は148.36GB。
つまり360GB前後を使用中です。
ところが、iPhoneのすべてのデータをMacにバックアップして、そのバックアップフォルダを見てみました。
DaisyDIskと言うアプリで見ました。
結果はこちら。
たったの41.8GB。
それでも巨大ですが、少なくとも360GB前後あるはずのiPhoneの中身が全部バックアップできたとは思えない少なさです。
このフォルダの中は、さらに大量の細かいフォルダに分かれていて、一見して、どのフォルダに何が保存されているかは、わからないようになっています。
ここで推測できるのは、パソコンにバックアップする場合でも、実は丸ごと保存しているのでは無く、アプリ本体のような汎用的なデータは保存されないのでは無いか、と。
それにしても、さっきの1枚目の画像の最下段のグラフ。
App以外だけでiPhoneの大半を占めているのがわかりますよね。
それがたったの41GBに収まったのでしょうか?
もしかして高効率圧縮?
と言うわけで、仕組みは謎ですが、パソコンに50GBも空きがあれば、iPhoneをバックアップできるコトがわかりました。
この謎の答えを誰か教えてくれれば幸いです。