iTunes
この記事の公開が日本時間の6月4日午前0時半。
その1時間半後から、今年のAppleのWWDCが開催されます。
例によって、事前に情報が漏れているようです。
その中で一番大きなウワサが、iTunesの廃止ですね。
iTunesを廃止して、代わりに、ミュージック、TV、ポッドキャストの3つのアプリに置き換えるようです。
元々、iPhoneは、iPodと言う音楽プレーヤーにインターネットと電話機能を融合したモノでした。
音楽は、端末内にファイルとして保存するのが主流。
何百、何千、何万曲とiPhone内に保管できます。
それが、時代と共に、ストリーミングに移行しました。
音楽は、端末に保存するのでは無く、ネットから再生するモノ。
動画も同様です。
今後、携帯電話の5G回線になれば、超高速で通信できるので、もはや、端末内に保存する必要は無く、必要に応じてネット接続で視聴すれば良いわけです。
iPhoneの役割
そうなると、iPhoneのストレージの容量も意味が無くなってきます。
今、ボクが使っているiPhone XS Maxは512GBものストレージを持っていて、大量の音楽や写真を保存できますが、それが不要になるわけです。
音楽も動画もネットでストリーミング。
また、iPhoneで撮影した写真や動画も、iPhone内に保管する必要が無くなります。
撮影したら、ダイレクトに通信してクラウド側に保管されます。
そうすれば、iPhoneのストレージも不要。
もちろん、クラウド保管なので、iPhoneが壊れたり紛失しても、写真などのデータを失う心配はありません。
こうなってくると、iTunesにバックアップすると言う概念も消えますね。
iTunesの役割の終了と一致します。
その代わりに重要になるのがiCloudですね。
現行のiCloudは、無料では、たったの5GBしかありません。
写真やその他のアプリのデータを保管するには心許ないですね。
ましてや、5Gになって、すでに書いたように、通信がメインになり、端末のストレージに頼らない時代になれば、クラウドの容量はもっと必要になります。
なので、ボクの予想。
iCloudの容量の増加ですね。
例えば、アカウントごとに、無料で、100GBくらいの容量が割り当てられるのでは無いでしょうか。
撮影した写真は、その都度、iCloudに送られ、iPhoneでもiPadでもパソコンでも見られます。
端末のストレージが必要無くなれば、その分、販売価格を下げるコトが可能になります。
これが、次の10年のAppleの戦略の始まりだと思うんですが、いかがでしょうか。
この記事を多くの人が読む頃には、WWDCの初日は終わっているでしょうから、結果はわかりますね。
明日の記事ででもおさらいしましょうか。
では!