iPhoneのアップデート
iPhoneの登場によってスマートフォンが普及し、世の中の多くの人にも、OSのアップデートと言う概念が浸透しつつあると思います。
昔は、家電製品でも自動車でも、買えばそれっきりでした。
買った直後に新製品が出て悔しい思いをする人もたくさんいました。
ところが、ネット接続が当たり前の現在では、機器そのモノのファームウェアやOSをアップデートするコトで、最新の機能を持たせるコトができます。
例えば、ボクがいま使っているiPhone 12 Pro Maxは、登場時はiOS14を搭載していましたが、今年になってiOS15へとバージョンアップし、機能が増えました。
購入後に機能が増えたり改善される世界が、それまでの世界からのパラダイムシフトです。
バックアップ
しかし、世の中のスマホ(に限らず工業製品すべて)は、人によって使い方は様々。
iPhoneは仕様はAppleによって統一されていますが、それでも使い方は千差万別です。
同じ機種に同じ新OSを導入しようとしても、人によって環境によって不具合が出るかも知れません。
なので、アップデート前には念のためにバックアップを取っておき、万が一の場合にはバックアップから復旧できるようにするのが無難です。
iPhoneに関して言えば、基本的にはパソコンが母艦と言う概念は昔もいまもそんなに変わらないため、母艦のパソコン(のストレージ)内にバックアップを取るのが基本です。
ボクも10年前からそうしていました。
ところが昨今のiPhoneの上位機種では、そもそもストレージが大きすぎるのです。
ボクが使っているiPhone 12 Pro Maxは、512GBモデル。
つまり、これを丸ごとバックアップするには、母艦側に512GBもの空き容量を確保する必要があります。
そして、ボクは、そんなにも空き容量を確保していません。
母艦側では無く、iCloud側に確保する方法もありますが、それだけの容量だと、それなりのコストがかかります。
と言うわけで、ここ1年〜2年、ボクはiPhoneのバックアップを行わずにアップデートしています。
その代わりに、個人データはGoogleのアドレス帳などのクラウドに保管。
自分で撮影した写真や動画などのプライベートファイルはこまめに外部ストレージに保存。
そうするコトで、不具合が生じても、プライベートデータは復旧できるようにしてあります。
ちなみに、iCloudの無料容量はたったの5GB。
Appleさん、さすがにそろそろ、キツいんじゃないでしょうか。