スワイプでスクロール
昔、iPhoneが登場した時の衝撃のひとつが、スクロールでした。
それまでのパソコンでは、スクロールと言えば、マウスでスクロールバーを動かすか、マウスに付いているホイールを回すのが一般的でした。
携帯電話でのスクロールは上下のカーソルキーを使っていました。
そこに登場したiPhone。
画面に直接触れて、上下に指を動かせばスクロールします。
しかもiPhoneでは慣性スクロールで、指を早く動かせばどんどん早くスクロールし、指を離せば、徐々に遅くなると言う、従来のパソコンや携帯電話の世界とは一線を画する画期的な世界観でした。
基本的には、画面スワイプでのスクロールで日常のほとんどの作業は完結します。
高速スクロール
スワイプでのスクロールは、画面が長くなると大変になります。
何度も何度もスワイプする必要があります。
そこで、iOS13から登場したのが高速スクロール。
やり方はカンタン。
まずは、通常どおり、画面をスワイプして上下いずれかにスクロールさせましょう。
すると、数秒間だけ、このように、画面の右端に、スクロールバーが表示されます。
そのスクロールバーが表示されている間に長押ししてみてください。
すると、次のように、スクロールバーが太くなります。
そのまま指を離さずに上下に動かしましょう。
通常よりも速いスピードでスクロールします。
これなら、LINEのトーク画面など、上下に長い画面でも、あっと言う間に移動できます。
と言うわけで、今回も、iOS13の新機能小ネタでした。