iPadOS13パブリックベータ
iOSから分離した新しいiPadOSは、いきなりバージョン13から始まりますが、そのパブリックベータが公開されました。
パブリックベータとは一般向けのベータ版で、登録すれば、誰でもインストールできます。
https://beta.apple.com/sp/ja/betaprogram/
ベータ版なので不完全、不安定です。
日常に使っているメインの端末にインストールすると不具合で使えなくなるかも知れないので気を付けましょう。
ボクは、メインでは無い、iPad Air 2にインストールしてみました。
Safari
名前が変わっただけあって、過去最大級の変化です。
ホーム画面にたくさんのアイコンが並んだりウィジェットを置くコトができたり。
あと、Split View、Slide Overと言った機能の強化や、Spaces、Exposeなど、Macでおなじみの便利機能のiPadでの融合など、とても多機能になっています。
その分、操作も複雑になりました。
それにしても、Split ViewやSlide Overって、Dockに登録してあるアプリだけなのかな?
だとしたら、ちょっと不便なんですが。
それはさておき、iPadOSになって、ウェブブラウザであるSafariの挙動が変わりました。
すでに発表されているんですが、今回から、iPadのSafariは、パソコンのウェブブラウザと同様に振る舞います。
従来は、iOSつまりiPhoneと共通だったので、Safariもモバイル用ブラウザとして振る舞っていました。
なので、iPadでウェブサイトを表示すると、スマホ用の画面が表示されていました。
画面サイズはそこそこ大きいのに、表示はスマホ用。
ちょっと、ちぐはぐでした。
そこに来て、パソコン用デスクトップサイトの表示への転換。
要は、iPadでは今後、パソコンと同じ表示で見られると言うコトです。
そこでひとつ、試してみました。
ボクは携帯電話はソフトバンクのユーザーなので、Yahoo!プレミアムの会費は無料です。
Yahoo!プレミアムで、プロ野球のパリーグライブを試聴できます。
交流戦を含めてパリーグの主催試合中継を見られます。
https://pacificleague-live.mb.softbank.jp/#
これは、モバイル専用のサービスです。
ボクは、iPhoneやiPad、あるいはAndroidタブレットでたまに見ています。
MacやWindowsパソコンでは見られません。
今回、iPadOS13パブリックベータをインストールすると、iPadで見るコトはできなくなりました。
従来のiPadのSafariはモバイルサイト表示用。
これからのiPadのSafariはデスクトップサイト表示用。
なので、今後は、iPadでモバイル用のサイトは見られません。
iPadはモバイルマシンから、デスクトップマシンに匹敵するメインマシンへと舵を切った、と言うコトですね。
そのあたり、気を付けてください。
それにしても、iPadは非常に複雑化しました。
おいおい、そのあたりの操作についても書いていきたいと思います。