非天マザー by B-CHAN

iPhoneの使い方、IT、金融、経済、不動産、保険、ビジネス、音楽、映画、ニュース、自己啓発などを語ります。

iPhoneの台数シェアが低下すると困る理由

世界のスマートフォンの台数シェア

 

 

みなさん、世界のスマートフォンのシェア、わかりますか?

シェアと言っても、何のシェアかにもよります。

 

  • 売上金額シェア。
  • 利益シェア。
  • 販売台数シェア。

 

有名な話ですが、利益シェアではAppleが断トツで、世界の全スマートフォンの9割近い利益をAppleが握っている時期もありました。

Appleは、台数では負けていても、利益では圧倒的。なので、時価総額世界一の超巨大企業になったわけです。

逆に言えば、他社は、売っても売っても儲からない。

たくさん働いて給料は少し、のまさにブラック企業状態でした。

 

まあこれには価格が大きく関わっていますね。

Apple以外のメーカーはたくさん売れます。安いからですね。

安い分、利益は小さくなります。

今後の各社の課題は、台数では無く、利益でAppleを追い越せるかどうかですね。

 

では、直近の台数シェアを見てみましょう。

ここに表がありますね。

 

www.idc.com

 

 

1位:Samsung:23.1%

2位:HUAWEI:19.0%

3位:Apple:11.7%

4位:Xiaomi:8.0%

5位:vivo:7.5%

6位:OPPO:7.4%

その他:23.2%

 

 

日本と欧米が弱い

 

 

上記の表を見て何を感じましたか?

1位のSamsungは韓国、3位のAppleはアメリカ、そして、2位のHUAWEI、4位のXiaomi、5位のvivo、6位のOPPOが中国です。

国別に書くと、

 

韓国:23.1%

アメリカ:11.7%

中国:41.9%

 

この通り、1位から6位までで世界の半数近くを中国メーカーが占めています。

その他が23.2%ありますが、この中にも中国メーカーがあります。

 

2007年にAppleがiPhoneを登場させて、世界は一変しました。

従来型の携帯電話からスマートフォンの世界に変わったわけです。

なのに、今では、世の中に存在するスマートフォンの半分が中国製。

 

iPhoneの苦戦が伝えられていますが、もし、iPhoneがこのままシェアを落とせば、中国メーカーのシェアがさらに上がるコトが容易に予想できます。

なにせ、2位のHUAWEIも成長していますから。

 

ボクは、個人的には、特定のメーカーを支持する気持ちはありません。

過去にも、パナソニック、ソニー、富士通、NEC、京セラ、シャープ、Appleなど、様々なメーカーの携帯電話を使ってきました。

メーカー名よりも使い勝手を重視するからです。

そう言う意味では今後も、使いやすいスマホが登場すれば、それを選びますし、現時点ではiPhoneが一番使いやすいのでiPhoneを使っているだけですね。

 

ただ、それとは別に、iPhoneのシェアが落ちるコトには懸念があります。

中国のシェアアップですね。

日米欧のスマホで唯一、メジャーブランドとして戦えるのがiPhoneだけです。

日本のソニーもヨーロッパのノキアもシンビアンも残念ながら、上記の通り、シェアは獲れていません。

もし、唯一の日米欧スマホであるiPhoneが負ければ、必然的に、世界中のスマホは中国製だらけになります。

仮にHUAWEI製品がイヤでも、他の選択肢も中国製になります。

 

日本のような民主主義国家に住んでいるとわかりにくいですが、中国は共産主義国なので、人民の動きは政府によって統制されます。

香港がデモを行っているのも中国政府の統制に反発しているからです。

民主主義国家で無ければ、ボクがこのように自由に記事を発表するコトもできません。

 

そんな国のスマートフォンがどうなるかは、微妙なんですよね。

もちろん、民主主義国家のスマートフォンと何ら変わりがない製品もあるでしょうし、でも逆に、中国政府に与するモデルがあるかもしれません。

何せ、企業も、政府の統制下にありますから。

 

これは良し悪しの問題では無く、単なる制度の話です。

中国は共産主義なので、国家は統制されるのが正しい姿なのです。

 

その共産主義の下で設計された、しかも人口が世界一の巨大国家のスマートフォンが世界に行き渡る。

これがボクにはちょっと怖いんですよね。

 

しかも、カスタマイズがほとんど不可能なiPhoneは不自由さと引換えに相対的に安全なスマホですが、iPhone以外はすべてAndroidなんですよね。

ご存じの通り、Androidはカスタマイズを前提に作られたOSであり、それは良く言えば自由ですが、悪く言えば、不正改造しやすい、と言う意味になります。

 

そう言う意味では、民主国家が多い日米欧のスマートフォンがもっと普及すれば良いんですが。

はたしてこのまま、唯一の民主主義圏のメジャースマホであるiPhoneの動きが今後の世界の趨勢を決めます。

 

一応、SamsungのGalaxyがシェア1位ですが、停滞傾向なのと、カスタマイズしやすいAndroidなのと、韓国と言う国の情勢が流動的なのを考えると、Galaxyに手を出すのは、iPhoneよりはリスクは大きいかな、と感じています。

 

まあ、どの機種を使うかは自己責任なんですが。