47人のクラス
とある学校に47人のクラスがあるとします。
そこで実力テストが行われました。
100点満点のテストで、点数によって1位から47位まで順位が付けられます。
そこで47位になった生徒は優秀では無いでしょうか?
実は、その学校は非常に優秀な学校であり、そのテストで90点以上を獲れば、天才だと言われるほどです。
1位の生徒は100点を獲りました。
25位の生徒は95点。
そして、47位の生徒も、実は92点だったのです。
つまり、47人全員が天才的な生徒なのです。
47位だからと言って、優秀では無い、と言えないのです。
順位はあくまでも、集団の中での「相対的」な位置づけであり、「絶対敵」な評価とは関係無いのです。
都道府県魅力度ランキング
毎年のように、47都道府県の魅力度ランキングが発表されます。
相対的なランキングである以上、必ずどこかの都道府県が1位になり、必ずどこかの都道府県が47位になります。
すでにボクが言いたいコトにピンと来たと思います。
そうです。
47位だからと言って、魅力が無い、とは言えないのです。
あくまでも相対的な順位に過ぎないのです。
考えてみてください。
日本と言う魅力的な国家が存在し、その中の47都道府県でのランキングなので、1位でも47位でも魅力的なのです。
だから、47位になった都道府県の関係者が、
魅力が無いとは思えない。
と言うのはお門違いなのです。
47位と言うのは、魅力が無いと言う意味では無いからです。
あくまでも、全部の都道府県に魅力があり、その中での相対的ランキングに過ぎません。
47位は、冒頭の話の92点の生徒と同じです。
47位であっても強烈に魅力があるんですが、それ以外の都道府県にも激烈に魅力がある、それだけのコトなんです。
だから47位を気にする必要は無いのです。
これが、日本の都道府県の魅力度ランキングの意味です。